歪で切なくて最高に眩しい三角関係
7年前に受けた性被害を告発する女性の話
※ネタバレを含むクチコミです。
想像するだけでおそろしい感覚がリアルに伝わってくる
※ネタバレを含むクチコミです。
謎が多い
言い合いも多く相手の嫌なところばかりが目に入ってしまうようになっていた彼女との関係。あるとき海へ行ったのを境に彼女の人格が別人のようになってしまう。彼女は実は海で死んでいて、彼女の身体には「何者」かが侵入していた…というちょっとホラー。だけど、そんな何者かわからないやつの中にもどこか彼女の片鱗が見え隠れしているような。複雑な思いを抱きつつ、彼女(に侵入している何か)は海へ帰ってしまう。という話。
ファネット・ゴベール関連作品(ゴルゴ本編、スピンオフなど)雑談スレ
※ネタバレを含むクチコミです。
幸せをもらえる読切
ハルタの最新号に載っていた、佐野菜見先生がデビュー前に描かれた読切。この読切といっしょに掲載されている多くの作家さんや編集部の方々からのメッセージも相まって、冷えた心が温まるような気持ちです(今は真夏の猛暑真っ只中ですが)。
オチが意外!
ストーリーとしてはありがちかな、と思ったけど、オチが意外とあまり見ないパターンでは?ナギサちゃんが引きずらないタイプで良かった。
続きが気になる。
天照大神がポールダンスに挑戦する展開、見たかったなあ。
怖い、というよりとにかく嫌〜〜〜〜な感じ
※ネタバレを含むクチコミです。
陰キャ男子の期待感と切なさ
面白かったです。 10Pショート読切。 クラスメイトのSNSを探し出してこっそり見ていた陰キャの主人公は、同じく陰キャでクラスで浮いていた秋山くんに彼女ができて童貞卒業するかもしれないことを知り、浮足立ってしまうが…。 見方によってはユーモアのあるオチですが、その中には切なさや哀しみも含まれていて複雑な気持ちにさせられてとてもよかったです。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798901526155 『推しのおっぱいなんて見たくなかった』こちらもよかったです。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798604399665
作画が違いすぎるふたりのピュアラブストーリー
※ネタバレを含むクチコミです。
少年と少女の出会いが戦国日本を震わせる!
とある医者の手によってつくられた不死の少女・アゾットと、後に戦国最強と呼ばれる武士となる少年・鶴寿丸が出会う。アゾットは体内から生み出される薬品?によって、怪我などを治すことができる。「鬼島津」と呼ばれた島津義弘という人物がモデルなのか、そんな彼とアゾットのような少女が出会い、戦国の歴史はどう動くのか気になる!
臨死状態で陰キャと陽キャが出会ったら。
これは良い読み切りだった。オチは切なさもあり、あたたかい気持ちにもなった。生きているって素晴らしいね。
亡くなったシモネタ好きな同級生をコックリさんで呼び出す話
『ブランクスペース』『春と盆暗』の熊倉献先生のお盆にぴったりな読切! 下ネタ好き×幽霊ってこんな展開になるんだ! シモネタが好きすぎる同級生・森が亡くなって葬儀で8年ぶりに顔を合わせたオカルト研究会の同級生3人。かつて約束していたコックリさんでシモネタ王・森を呼び出してみることに…。 相変わらず話が気持ちよく進むし、思ってもみない事象を放り込まれるので読書体験が楽しい。 人によって違う特別な形があってとても好きでした。 https://comic-action.com/episode/2550912964448691350
救いがないことこの上ない
※ネタバレを含むクチコミです。
短くてシンプルだけど考えさせられる話
肉体としては死んでいても、その人の今までの人生をデータ化して生み出した電子人格が残れば、家族としては嬉しいのかどうか。この漫画自体はそこをテーマにはしてないと思うけど、やっぱりもしも自分だったらと考えざるを得ない。 でもこの漫画の残された妻は、電子人格とかつて生きていた夫は別物だとして割り切れている気がする。ここまでリアルではなくとも、近いものはもしかするとそう遠くない未来にできるのかも…?
そのラーメン屋、"こだわり"だけは誰にも負けない。
現実だったら悪いクチコミ書かれて一瞬で終わりだろうというラーメン屋の話 しかし今、メディアに引っ張りだこの人気ラーメン店でも、ルーツを辿ると原点は案外こういう店だったりするのかも。自分もラーメン屋さんのラーメンで一番古い記憶は、家の近所にあったなんの特徴もないごく普通のお店の醤油ラーメンだったな。気づいたら無くなってた。
GOLDEN SPIRAL #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分ネットで一話読んで気になっていたがいつか読もうと思っていたので今回読んでみたが期待以上に面白かったな。そういや『うえきの法則』も好きだった ・特に好きなところは? 最終巻あたりの伏線回収 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最近読んだ全10巻以内の漫画で面白のなにって聞かれたら『GOLDEN SPIRAL』って答えるね
純愛TL漫画
素直になれない幼馴染同士が国「つがい制度」という強制性交させられる制度をきっかけに素直になるお話。 2巻はちょうどよく読める。
今月のDEAR BOYS
※ネタバレを含むクチコミです。
コウモリから人になると裸
中途半端な吸血鬼にされてしまった主人公のアメリカ人のアル。 日中はコウモリ、夜は人間の身体。 食べ物飲み物は不要、血は必要。 終の棲家になりそうな食肉工場でうっかりしてしまい、冷凍蝙蝠として日本へやってきた。 なんだかんだで、居候先ができ、日本語を勉強し、トラブルはあるものの順調に地盤を固めている。 口数少ない同居人も、にぎやかなアルに感化されて変わっていっているような。 おとぼけとクール、正反対な2人が織りなすコメディ調のストーリーがおもしろい。 ジャンルとしてはBLだそうで、そう言われると、男性キャラは多いし、数少ない女性キャラがアルのイケメンっぷり以外にも、キャイキャイしている気がしてくる。 彼らが「愉快な仲間たち」ということかしら。 蝙蝠はペットとして普通には飼えないという、豆知識を仕入れてしまった。
安っぽく快楽主義的
原作者のONE特有の過剰に最強であるが故に、無気力という主人公の漫画は最初は読んでいて楽しいが、何十巻と続けられると、こんなもんでいいかの連続となっていて、結局脇役のドラマとして描いて一番ピンチの所で水戸黄門的に主人公が来るまでの一辺倒なストーリーとなってしまう。 作画の村田雄介も、漫画家で最高の画力と賞されるが、実は少年マンガのトップアシスタント的な少年マンガの究極のテンプレ画である。技術はあるが、個性がない。彼の線は商業的な手癖の無い安定的な線である。つまり作家性が無い。 この漫画を読んで、何か人生の大切な教訓や大きな感動が得られる訳ではない。あくまで、敵を倒すカタルシスを麻薬的に受容しているだけである。以上のことからサイタマが敵を倒すたびに、無気力になるのと同時に、読んでいる私の心も無気力になるのである。
この二人は運動を描くのが下手
あのデスノートやバクマン。を生み出した現存する原作者の中でもトップの大場つぐみは、心理サスペンスや漫画家を目指す二人のドラマなどを頭脳明晰に展開する力はあるが、物理的に相手を倒すというアイデアになると、途端にバトルシーンの振りであるドラマが安っぽくなってしまっている。それぞれが戦わなければならない動機の部分とそれに関係するドラマが安直で悪い意味でベタである。 一方、こちらも漫画界では最高峰の画力とされている小畑健も丁寧かつリアルに描く力はあるが、そもそもこういうリアルな絵を描くタイプの漫画家は線がガッチリとブレなく描かれているため、絵が止まってしまっている。ポーズにはなっているが、アクションになっていない。構図やカメラワークもやたら大ゴマの角度の効いた絵を描くが、それを繰り返しすぎて、段々と迫力に慣れてしまう。あと、この男は引きの絵が全然描けないのでキャラクター位置関係の提示も下手である。
麻薬捜査取締官と、薬物犯罪者
一国を破滅させるきっかけをつくったこともあるものだし、麻薬って怖い。 ちょっとならいいかから始まって、その後もズルズルいっちゃうのが怖い。 強靭な精神があれば依存しないと言えないところも、あんなに反省して見えた人が再度使ってしまい、再び依存するのも怖い。 そんな人たちをたくさん相手にする麻薬捜査取締官という仕事は、どんな人がなるんだろう。 漫画でマトリの人たちがみんな同じ雰囲気なのは、実際もそうなってしまうからだろうか。
美術部の男子・尾沢くんの視点で話が進むんだけど、尾沢くんが恋をする雪村さんと顧問の有野先生3人の関係性やそれぞれの思いを踏まえると、尾沢くんはいちばん脇役だったのだと気づいてしまう絶妙な描き方。脇役かもしれないけど、尾沢くんがいなかったらあの結末にはならなかったし、未来に希望が持てる終わり方で、眩しッ!って感じです。