よるべない花たちよ~for four sisters~【電子単行本】

少しずっしり来たかな〜

よるべない花たちよ~for four sisters~
Pom
Pom
8ヶ月前

話を理解するのに、少し時間を要した。 一体この家族に何が起きたのだろうと。 また、とても切ない気持ちになった。 4姉妹みんな、笑顔がないのよなぁ。 母親も拒否されてしまっている感あるし。 やはり悲しい。 まぁでも芸術家の母親が急に家出して、4人で仲良くやってねと言われても何だかなぁって正直思う。 何にしても、全員の努力が必要なのかなと単純に思ったし、家族について考えさせられる作品でした。

光照らす方へ

少しの光でも欲しい時がある

光照らす方へ
名無し
8ヶ月前

旅が好きで、頭の中だけで空想するだけでも楽しい主人公でしたが、想像以上に彼女がいま置かれている状況がしんどいもので、空想することが心の均衡を保つのにいかに大事だったかがよく伝わりました。それでも本物の景色を直接見たり空気を肌で感じるのとは違って、いつもギリギリ。そんなときに手を差し伸べてくれる人がいてよかった。抱えている問題が解決したわけじゃないけど、心の支えになるものがいるのは大きいと思います。主人公には幸せになって欲しい…。

SignWitch -サインウィッチ-

魔法学校で犯人探し #1巻応援

SignWitch -サインウィッチ-
兎来栄寿
兎来栄寿
8ヶ月前

新鋭・Diceさんが送る、魔法学校ものとミステリが融合した作品です。 才能ある者たちが集い、一流魔女を育てる名門「ネビュラント魔法学校」。魔法制御の力も魔法に関する知識も乏しい主人公の一年生魔女アリーズは、魔法を学ぶためではなく姉を石にした犯人を探し出して姉を元に戻すためにネビュラントに入学した少女。 アリーズはかつて人に酷い裏切りを受けた経験から「騙されるのは他人を信じた時だけ」を信条としており、たとえどんな危機が迫ってもあらゆることをひとりで片付けようとします。笑顔で近付いてくる学友たちの中に、残忍な犯人がいるかもしれないから。そんな孤独なアリーズの奮闘が描かれていきます。 魔法学校ものといえば、現実にはない魔法を用いた生活様式や、多彩なキャラクターたちが魅力的ですが本作でもその辺りはたっぷりと描かれます。 物語開幕冒頭からアリーズを敵対視してくるお嬢様のスコルピアや、きのこを操る魔法を使うカプリース、シスコンの姉ジェムとメグの姉妹、いつも自分を助けてくれる大喰らいのルームメイト・レオなど癖のあるキャラクターたちが良い味を出しています。 また、魔法的な部分で言うと魔法生物グリッフルとの協力によってサニーベリーを収穫する授業などは世界観をよく表していて面白い所です。私もグリッフルをモフりたい。また、図書棟や魔法庫といった場所もファンタジー感がたっぷりと出ていて良いです。 そして、バトルシーンはもちろんですが、アクエリア先生の登場シーンなどただ移動するだけのアクションですらカッコよく描かれているのも特徴的です。 おまけマンガも勢いよく笑ってしまいました。 それにしても、果たして犯人は誰なのか。私、気になります。

私たちが恋する理由【単行本版】

「私たちが恋する理由」感想

私たちが恋する理由【単行本版】
ニーナ
ニーナ
8ヶ月前

ときめき過ぎてゴメンなさい。夜中に1人で読んでたら、途中何度も変な声が出た(笑) …こんな時間なのに、キュンが止まらなくてヤバいわ。やはり王道には王道たる理由があるのだ。サラリーマン・無口な上司・ギャップ・ピュア・体格差…どれか一つでも気になる人は、今すぐ読むべし(笑)

蛍火艶夜

関係、感情、死を描き切っている

蛍火艶夜
名無し
8ヶ月前

特攻隊員の同性愛を描いたものではあるが…なんかもうシチュエーションだけで何とも言えない  特攻するから当然死ぬわけだし、生きて戻れないのもわかってる。 男性しかいないし逃げ出したら非国民としてそれこそ祖国の恥。 特攻隊員の逢瀬ってなきにしもあったんじゃないかなーと思いますねてん。 人間死に直面すると制欲が増す→男性しかいない→どうにもできない感情をそこで吐き出す ありそう… このスカーフを交換するやつとか切ない どの登場人物も切ない 作者の性癖、これが描きたいってのが直で出ててほんと好きです。

キルアオ

『黒子のバスケ』著者の新作

キルアオ
六文銭
六文銭
8ヶ月前

伝説の殺し屋の主人公が中学生になってしまい、その原因となった薬の製薬会社のお嬢様・蜜岡ノレン(同級生)から情報を聞き出そうとするも、彼女は大の男嫌い。 しかし、その製薬会社の社長(つまりノレンの父親)がノレンの婚約者に会社を譲ると発表したので学園内の男子から言い寄られる毎日。 それにゲンナリしたノレンが、中学生になる前は既婚だったこともあって、主人公に異性を感じないことから嘘のカレシになることをお願いし承諾。 結果、学園のあらゆる男子から狙われるという展開。 しかも、この学園には「ユニコーン」と呼ばれる勉強・運動・容姿、全てにおいてハイスペックな男子集団がいるらしく、彼らにも当然狙われる。 まとめると、学園バトルラブコメ的な話。 と、まぁ、ここまで書いて思ったが、まだ3巻なのに、なんとも全マシみたいな設定および展開にビビる。 『黒子のバスケ』単行本の著者コメントで「後悔ないように、最初に全部やりきってやる」みたいなこと書いていたような気がしたけど、本作もホントそれに近い。 何より、色々あるけど、ごちゃごちゃしてないのがすごい。 (文章にするとごちゃつくのに) そして、色々あるから、とにかく展開が早くて飽きない。 ショート動画に慣れて瞬間的に面白くないと判断されれば見向きもされない、この時代にあわせているのかな。 『黒子のバスケ』同様キャラづけは相変わらず秀逸で(家庭科部の部長とか)、ここも本作の魅力です。

星空を見つめたそのあとで

世界が優しくて感動🥹

星空を見つめたそのあとで
るる
るる
2ヶ月前

この作品の、この2人の周りには同性同士ってことに偏見が無い。そこよりもすばるの足が生まれつき動かないことに焦点が当たってる。 すばるは仕事もあって仲良し両親も大切にしてくれて現状維持で満足しているけど、そこから新しいことを試す勇気が無い。 憧れの冬吾と出会ってすばるの世界がどんどん広がっていく。 冬吾は有名な写真家ではあるけど、自分を追い込むようなトラウマに囚われて人物は撮らない。 そんな彼が唯一「自分が撮りたくて撮る」のがすばる。愛だ❤️❤️❤️ すばる両親が本当に素晴らしくて冬吾との関係を認めて、冬吾のおかげで夢だったすばると海外旅行に来れたことにも感謝。ここに同性がどうのこうのって無い。ただただすばるが大切で幸せになったことを喜んでいる。それが見えてこちらももらい泣き😭 本当に読んで良かった。内容が美しい!!! 3巻既読。 泣くーーー😭 なんて尊いんだ😭 結婚式が軸になっている1冊。 すばる一家が素晴らしくて親に助言を求めるすばるも素直で可愛いし、アドバイスする両親も説教じみてない。冬吾ともすっかり親子。 結婚式前のラウンジでのすばると母親の会話にこちらも涙ボロボロ。 この作品は邪魔が入らず2人の関係、周りとの関係にフォーカスされていて安心して読める。 世界が優しい😭 

キョンシーX

ジャンプ少年マンガのど真ん中!

キョンシーX
六文銭
六文銭
8ヶ月前

と、言えるくらい、少年漫画然としている作品。 異形のキョンシーと戦うため、3人の仲間とともに道士を目指す主人公たち。 しかし道士試験は、3人の中から1名しか選ばれず、しかも一度落ちれば二度と受けられないという過酷な設定。 試験の中で3人が下した決断は・・・と、ここまでで1話。 この1話だけで「努力・友情・勝利」が見事に表現できていて、往年のジャンプ名作たちと多少の既視感はあるものの、すっごいワクワクさせてくれた。 その後のストーリーも巨悪が出てきたり、涙あり、成長ありで、決して飽きさせない展開が続いたのだが・・・今年に入って、まさかのあと4話で終わりだという。 絵も万人受けしそうな感じで、キョンシーとのバトルシーンも圧巻なのに。 残念すぎる! なんでだろうか? 主人公にクセがなさすぎたのか、ヒロインが不在だからなのか(ちなみに上記3人とも野郎。2巻から九天様がでてくるよ!)原因不明なのだが、久々に残念と思える作品でした。 いずれにせよ著者自身のファンになったので、最後まで追いきりたいし、次回作にも期待です!

バグエゴ

2話目が読めるか分からない最高の1話!

バグエゴ
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
8ヶ月前

面白かった! 掲載される漫画が、第1話というコンセプトの新増刊「ヤングジャンプダイイチワ」に掲載されてるわけですが、他の新人作家さんたちとは明らかに別枠で圧倒的でした! 原作は、みんなご存知『ワンパンマン』『モブサイコ100』のONE先生! 作画は、ヤングジャンプ本誌でも連載中『カタギモドシ』で圧倒的作画力の設楽清人先生! このタッグはアツい!! 転校生・羊谷真は、クラスで関わるなと言われている気弱な少年・黒道武弘と隣の席になり、昔イジメられていたことと人生を上手く生きる裏技を教える。すると、黒道からはあるもの見せられる。それは、人知れずこの世に存在していたバグのようなもの、正真正銘の「裏技」で…。 高校生男子二人の青春SF(すこしふしぎ)かと思ったら、不穏さもありどうなってしまうんだ、とこの先が気になりまくる1話でした! 青春の楽しさ、からの落差、からの突き上げが最高でした! ONE先生、『ワンパンマン』の原作やりながら、 『バーサス』のシナリオ原作もやって、 https://natalie.mu/comic/pp/versus 『バグエゴ』も文章での原作ということで、めちゃくちゃ忙しいんだろうな…。 https://twitter.com/ONE_rakugaki/status/1651247115530809344 第2話が、いつどこで読めるのか今から楽しみです!

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