
絵が可愛い

『It Follows Me 童貞的中年奇譚 』新井英樹 モーニング2017年30号
モーニング35周年企画【CARNAVAL】 新井英樹がモーニングに載るのは「宮本から君へ」以来か? 中年男の図書館司書とアルバイトの女子大生の話。 家庭を持ちながら、自分と向き合う童貞的な中年がよく描かれていた。

圧倒的速度で話が進んでいく、妖怪を倒す番長の漫画
さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。

続編『龍の逆襲 新任侠沈没』が販売開始している
「龍伍死すとも任侠は死なず!」ということで山口正人『龍の逆襲 新任侠沈没』第一章 雷鳴は高く轟くがすでに発売されているようだ。サンプルを見る限りまたトンデモナイ展開になっていそうだ。 https://bestseller.stores.jp/items/591f9547c8f22c2de00034a5

高浜寛の新連載!ミシュランガイドの話
※ネタバレを含むクチコミです。

思春期の心の揺れ動きがとても繊細に描かれている連作マンガ
春の創立祭でチェーホフの“櫻の園”を演じるのが伝統になっている女子校の演劇部員たちの話。付き合っている彼氏との初めてのこととか、昔好きだった年上の男に「おませ」って言われたがずっと忘れられないでいる子とか、身長が大きいのを気にしている子とか、大人になっていく途中の傷つきやすいけど自分の芯のようなものを必死で探している女子高生の心情がとても繊細に描かれている。 4つからの章でなっていて、どれも恋が一つのファクターになっている、後半の2つが恋に傷ついている姿が描かれていて、特に心に残っている。志水さんが倉田さんの屋上のとても良いシーン。 観たことはないのですが映画化などもされているようです。

他のエピソードは無いものか
短編集です。 全く繋がらないバラバラのお話ですが、 エピローグでその後が出てくると面白いですね。 続きが読みたい、というか、この世界観でまだまだいろんな話が読めたら面白いだろうなぁ、という一冊でした! 是非オススメ。

ドラマ化もされた、等身大すぎるスーパーマンのマンガ
さえない中年サラリーマン左江内はある日、スーパーマンになれるスーツを譲り受ける。スーパーマンスーツを譲り受けられる条件は、最大公約数的常識家、大それたことができない小心者、パッとしないの3つ。この段階ですでに等身大すぎるが、左江内が解決する事件もだいたい一般人の殴り合いで事件すらも等身大。 事件の解決を通して、事件が起こる度に私生活を乱されて、普通の生活の大切さに気づいたり、スーパーマンの能力をささやかな幸せに使ったりしていてとてもいい。教育ママに学歴が全てじゃないと言いたかったんだけど言い返せなくて、子供を背中に乗せてあげた話が1番好きだった

結婚や夫婦の姿を描いたハートフル短編集
中学からの友達で結婚した夫婦、年上の姉さん女房、予備校教師と元教え子の年の差結婚、訳ありな仮面夫婦の夫婦生活を描いている。どれも「なんで私と結婚したんだろう」的な不安に駆られるけど愛を実感して終わるという読んで幸せな気持ちになって追われる話ばかり。 基本的に1話完結で、それぞれに繋がりはないんだけど、一つだけ前日譚的な話があってそれだけ少しテイストが違う。 結婚っていいなぁって思える話なので、ドロドロしたストーリーとかに疲れたら読みたくなるマンガ

講談社漫画賞受賞!嬉しい!
講談社漫画賞の一般部門を受賞した! いやー嬉しい。もっと読まれて欲しい。。。 http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/20170509mangashoHP.pdf

味とは何かと考える名作
味狩り学園に入学した主人公がいろんな料理人を対決する漫画。ネットだと土の料理とか電気の料理だけが有名になっているけど、必須栄養素を全て含んだ料理を作る対決とかあって面白い。 あと俺の好きなまず作るの無理だろって料理もあるし、実際にありそうだけど、嘘の料理とかあったりとすげー好き 昔から気になって探していたんだけど全然見つからなかった。電子書籍で読めて最高の気分だ。

懐かしい
※ネタバレを含むクチコミです。

七三太朗インタビュー グランドジャンプ 2017年 14号
ちばあきおの弟で原作者の七三太朗のインタビューが掲載されている。ちばあきおとどういう風にマンガを作っていたかとかちばてつやとちばあきおの間にライバル意識はあったのか?とかちばてつやからだと聞けない話で面白かった。

くりぃむしちゅー有田と本田翼でドラマ化
これ期待してる。制作スタッフも良さそう。http://natalie.mu/eiga/news/233493

『ピノ』村上たかし グランドジャンプ2017年No.14
おばあさんの介護をしているピノの動きがコミカルで面白かった。 認知症気味のおばあさんがピノを孫と勘違いしているところは少し泣きそうになる…

アニメになってて薦められたから読んだ
アニメになっていて気になっていて、友達に恋のツキとか好きならおすすめと言われて読んだ。 が、自分的には花火が好きになれず最後まで読んだけどハマれなかった。花火がなんか最後までかわいそうなだけで共感できなかった… 逆に皆川先生とえっちゃんは好きだったな~ 自分がしたいようにするって感じがよかった。

これに共感するひと、カモン!
心の中にいる、童貞の部分がいたくなるよね。

絵の荒さと引き込まれるストーリーに感動するタムくんの作品集
タイ出身の漫画家タムくんがタイで8巻まで出版されている漫画の第8巻に当たるのがこのヒーシーイットアクアのよう。「ノートに描いた」と説明がされているように、絵が荒くて、セリフは漢字を間違えたらぐちゃぐちゃってしたままになっている。基本的に日常の中でふと感じたことを基に物語を作っているようだが、とても引き込まれるものがあった。 特に「彫刻」と「部屋」の二つがとてもよかった。どちらも時間がなくて急いで描いたとあとがきで言っているんだけど、セリフは少なくて描写だけで人物の感情を伝えてきているから逆に伝わるものが多かったように思う。文化庁メディア芸術祭の奨励賞も受賞した作品のよう。たまたま手に取ったんだが、とてもよかったのでいろんな人に読んでほしい。

ネギま!の続編
ド派手なバトルファンタジーでありつつも、そこはさすがの赤松先生、ハーレム&ラブコメ要素も健在です。 次々現れる強敵の強さのぶっ壊れっぷりと、主人公の仲間の不死者たちの派手な死にっぷりに謎の爽快感を覚えてしまう・・・これもある意味新感覚w

ヤンキー漫画だと一番好き
ヤンキー漫画って年々少なくなってきているんですが、今連載中のヤンキー漫画で一番好きなのが、ギャングキングです。ヤンキー漫画でよくありがちなのが、ヤンキーがとりあえず、学校でトップになって、次は他の高校と喧嘩してその街で一番になって、、、って感じだと思うんですが、この漫画の主人公のジミーは別に喧嘩で一番になりたいわけではなく、強さってどういうことか考えて行動しているので、行動に納得できます。 いろいろ言いましたが、ヤンキー漫画特有のカッコいい生き様やアツいバトルシーンも多々あるのでお勧めです。

櫻の園を読んで
自分の学生時代を思い出させるような、 女子校ならではの普段の日常や恋模様が ふわっと感じられました。

牛こえー😱
※ネタバレを含むクチコミです。

大正ロマンあふれる理髪師マンガ
時は大正、東京銀座の片隅でただ1人の女理髪師が主人公。ハルタで連載中。 いつもはぼーっとしているんだけどはさみを持った時と、道ゆく人の髪型を見るときだけは目が変わる。お客さんが一癖ある感じできつい注文もあるんだけど、実は名のある人だったりして目をかけあげているみたいな感じ。無茶に応えるために理髪師として成長して行く姿と、大正時代の街並みや文化、特に当時の流行の髪型などがみていて楽しい。

ドキュメンタリー形式で描かれる百野哲が主人公の漫画
百野哲が主人公というか狂言回しという立場で登場する。一応架空の漫画家百野哲ということらしい。1巻には極貧漫画家の百野哲がアダルトビデオをネットオークションで売りにだしたら、ある女優の作品だけを高額で落札している奴がいると気づく話とか、リンダ(三乗)っていうアイドルグループのライブに行くために、オーストラリア(実家)から徒歩でライブ会場まで詣るドルオタをビデオカメラ片手に密着取材をする話などがある。 意外なことに、完全に創作というわけではなく、どれも実話が基になっているらしい。(特定されないように配慮はされているが) 話の作りが上手くドキュメンタリー番組を見ているような感覚で読めて面白かった。
ゲームしか能がない主人公がゲームばっかりやってる漫画です。 私はファミコン世代ではないのですが、共感できる部分が多々あります。 ゲームだけじゃなくて、子供の頃考えてたこととか、子供特有の視野の狭さが描かれてて懐かしくて胸にぐっときます。