オタクの話は続きがありそうだとあとがきで描かれていたのが嬉しかった。フィクションが混じっているとはいえオーストラリアを歩いたっていうなかなかの猛者だからまた読みたい話だった
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百野哲が主人公というか狂言回しという立場で登場する。一応架空の漫画家百野哲ということらしい。1巻には極貧漫画家の百野哲がアダルトビデオをネットオークションで売りにだしたら、ある女優の作品だけを高額で落札している奴がいると気づく話とか、リンダ(三乗)っていうアイドルグループのライブに行くために、オーストラリア(実家)から徒歩でライブ会場まで詣るドルオタをビデオカメラ片手に密着取材をする話などがある。
意外なことに、完全に創作というわけではなく、どれも実話が基になっているらしい。(特定されないように配慮はされているが)
話の作りが上手くドキュメンタリー番組を見ているような感覚で読めて面白かった。
オタクの話は続きがありそうだとあとがきで描かれていたのが嬉しかった。フィクションが混じっているとはいえオーストラリアを歩いたっていうなかなかの猛者だからまた読みたい話だった