共感はしないがさらっと読めるのがいい
鈴木商店は総合商社の原点なのか
良かった点 ・鈴木商店という総合商社の原点を知ることができる ・急成長後のマスコミからのバッシングであっという間に急落していき、その中での新会社設立の流れがいい。 総評 ・金子直吉/高畑誠一がいいキャラしている。 http://sp.sojitz.com/kobe150/ ここで少しだけ読める。
この紛れもない感触
このザラザラとした手触り感、それはまさしくこの作品群が紛れもない本物であるという証拠に他ならないと思います。 ある作家が自らの好みをどこまでも厳密極まりなくその作品内に構築すると、そこには外部から遮断された閉じた世界ができあがる、しかし、それはあまりに厳密に閉ざされているが故に、かえって、この現実という名の途方もない世界の何とも関係を持たない独立したひとつの生き物としてそこらを闊歩しはじめる、これこそが黒田硫黄の作品群から感じられるザラザラとした生々しい感触であるのではないでしょうか。 その意味で、黒田硫黄が、手塚治虫、大友克洋、高野文子らの系譜に連なる、マンガの境界線の探索者と言われるのは実にもっともなことだと思います、この手触り感は境界線に住まおうとする作家に特有なにおいであると思います。
ハムスター飼育日記
これを読んでハムスターに詳しくなりました。 種類や生態などを可愛く解説してくれるので癒されます。
お腹が空く
かわいい女の子のお弁当屋さんのお話です。オムニバス形式になっています。 犬の名前がポチなのがいいですね。
現代人はみんなドキッとすると思う
現代人はどんな人でも場の空気を読んだり、無理に笑ったりすると思います。 主人公の凪ちゃんはそんな私達の生き方をかえてくれる先駆者です!
川本家のみんな
いつも暖かくてほわっとするような、川本家が大好きです。
トリコ、カッコイイ
小松シェフの料理、食してみたい。
夜おふろに
夜おふろに1人で入れなくなるような不気味ホラーです。 さむーくなる。
DMC
※ネタバレを含むクチコミです。
進撃のマンガ雑誌アプリ!殺人鬼でも美人ならOK?『穴殺人』他マンガボックスのススメ
今、日本で一番読まれている雑誌をご存知でしょうか? はい、言わずと知れた週刊少年ジャンプです。 では、二番目に来るのは何かお分かりになるでしょうか? それこそが、今回紹介するマンガ雑誌アプリ「マンガボックス」です。 昨年の発行部数のデータでは、週刊少年ジャンプが約283万部、週刊少年マガジンが約143万部(ちなみに、その後は月刊少年マガジン73万部、コロコロコミック70万部と来て、週刊文春が69万部でマンガ雑誌以外での発行部数一位となっています)。 一方で、マンガボックスは何と400万ダウンロードを突破。2ヶ月前の時点で人気作品のアクティブユーザー数は100万人を超えており、現在も読者数は増え続けていますので、実売数も考えれば恐らく今や週刊少年マガジン以上に読まれているでしょう。 進撃の巨人を「根は優しいヤツなんですけどね」と語った秀逸なCMや、続きが気になった際にはSNSで拡散を行うことによって一つ先の話まで読める面白い仕掛け。日本語以外にも英語と中国語に対応しており、動作も快適。基本無料ということもあるのでしょうが……まさに快進撃と呼ぶに相応しい伸び方です。 このマンガボックスの編集長は樹林伸さん。 『金田一少年の事件簿』、『探偵学園Q』、『サイコメトラーEIJI』、『クニミツの政』、『シバトラ』、『GetBackers-奪還屋-』、『ブラッディ・マンデイ』、『エリアの騎士』、『神の雫』などなど、現在も様々な名義で数多の作品を手掛けています。 個人的に大好きな『MMR』のキバヤシ隊長そのものであり、これらが全て同一人物によって創られた作品なのだと知った時は「な、なんだってー!?」と叫んでしまった程の衝撃でした(今でも、講談社の原作と作画が分かれている作品を見ると「もしかしたらこれも樹林さんなのではないか」と疑ってしまいます)。 今まで一切マネタイズを行って来なかったマンガボックスですが、本日が初のコミックス発売日! 11冊が同時発売となりました。 果たして単行本の売上はどうなるのか。それによって今後の運営にどう影響があるのか…… 今後のマンガ業界全体から見ても興味深いトピックです。 業界にとって明るい話題になると良いなぁと思いつつ、私もマンガボックスはサービス開始初日からダウンロードして全作品を読んで来ていますので、今からでも特に注目すべきお薦め作品を紹介していきます。 最注目は、100万人以上に読まれている大人気作『穴殺人』。 隣に美人のお姉さんが住んでいる! 健全な男性だったら、テンションが上がらない筈のないシチュエーションです。 これは"たとえば"の話ですが……もしも偶然その美女の部屋が見える覗き穴ができてしまったら、あなたはどうしますか? え? 大家さんに報告して塞ぐ? …………ふぅ。 OK、社会的立場のある人間としての建前上の答は、それでフォルコメンハイト(完璧)です。ただですね、ここでは理性という枷に抑え込まれていない、あなたの真なる内心を伺いたいのです。あくまで"たとえば"の話ですので、この答如何によってあなたが不利になることは何もありません。そこでもう一度、あなたの意見をきこうッ! 覗き穴ができた時、どうしますか? ちなみにこの美女はスタイルもグンバツで、ちょっとエッチなものとします。 「穴に目を近づけるのはいけないことでしょおーか~!?」と、かの世界を救った英雄ジョセフ・ジョースターも言っていましたが…… 健全な紳士諸兄であれば、心の答は決まっていますよね。ナァーイス!(実際に覗いたら軽犯罪法第1条23号により罰せられますので、漫画の世界で我慢しておきましょう。世界が平和でありますように)。 この『穴殺人』は、そんな男の夢と希望が成就した状況から幕を開けます。 数センチの隙間から漏れ出づるメルヘンに、「YEAAA!!」と勝鬨を上げ、ピシガシグッグッと拳を交わしておきましょう。 もっとも、それだけならば『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』を始めとして、よくある他愛もないお話です。 が、もしその美女がサイコパスだったとしたらどうでしょうか。 そして、その凄惨な犯行現場を目撃してしまったとしたら…… さっさと警察に通報する? ええ、至極真っ当ですね。 ただ、今作の主人公・黒須は、そうはしませんでした。 彼は、そんな美しすぎる殺人鬼・宮市に、覗き穴を介してお近付きになります。 二浪しながら予備校も辞め、両親にも見放され、友達もおらず、一年間も引き篭もって自殺未遂にまで至った黒須。 恐らく、人と会話する機会さえほとんどなかったことでしょう。 そんな折、自分の為に屈託のない笑顔で肉じゃがを作ってくれる可愛い女性が突然現れたら、たとえ狂気の殺人鬼であったとしても気持ちを持って行かれるのは無理からぬことですね。 私がマンガHONZに入った切っ掛けでもある『キーチVS』の巻末にあった堀江さんと新井英樹先生の対談で云われていたこと。 あるいは、とある小説の冒頭文にある「この世の全ては、一人の可愛い女がいれば大抵どうでも良くなる」という命題。 これらは、極めて重要な真理を突いています。そして、それは男女を逆にしても当てはまること。 皆さんの周りにはいないでしょうか。 「この世界に生きている意味はない」「どうせ死んだら全ては無なのだから何をしようと無価値」などとのたまっていながら、彼氏/彼女ができた瞬間にSNSにラブラブな写真を載せては「毎日幸せ♪」と人生を謳歌しているような人は。 そんな友人に対する個人的な感情はさておき、人間の本質はそんなものだと思います。 圧倒的な破壊衝動も破滅願望も、可愛い女の子や格好良い男の子がいるだけで雲散霧消してしまうのです。人間のリアルがここにあります。 そのようにして、黒須も宮市の存在によって意識を大きく変えられています。呼吸をするように人を殺す宮市の存在が、自殺しかけていた黒須の命を繋ぎ止めている。あまつさえ、その命を宮市が断ち切ろうとする……何という皮肉的な構図でしょう。支配されることを是とするそのリアルな歪さ。そして窃視や殺人といったタブーが、読む者を惹き付ける作品です。 可愛い新キャラクターも登場し更に混迷を極めつつありますが、果たしてどこに帰着するのか。 今後も、毎回のアオリ文と共に楽しみにしていきます。 『穴殺人』以外の作品についても、簡単に触れておきます。
引退間近の元名選手、かつての守備位置・ショートへ返り咲くため突き進む!
【掲載誌】 モーニング2017年47号(2017年10月19日発売)より連載開始 【受賞歴】 『エル・カミーノ』 第67回 ちばてつや賞 ヤング部門 準優秀新人賞 受賞 http://yanmaga.jp/awards/chiba/archive/67.html 『HAKA』 第71回 ちばてつや賞 ヤング部門 期待賞 受賞 【公式ページなど】 モアイ http://morning.moae.jp/lineup/873
映画化してみてくんない?試しに
短い尺でいいんだ… 試しにさ…試しに… 新海誠に任せてみませんか? って誰でもない誰かに頼んでしまいそうな傑作。 ひとつひとつのシーンの瑞々しさとフワッと終わらせない真っ直ぐさが心地よい。 たのむよ…試しに映画化してくれよ…
表紙が強すぎる(笑)
テイルズシリーズやったことないんですが、インパクト溢れる主人公のビジュアルに惹かれて読んでみたところ、テイルズシリーズに勝手に抱いていたイメージとは全く違ったダークヒロイン・ストーリーで俄然興味がわきました。 復讐に端を発する物語で、主人公側が闇属性、敵が光属性って感じ。ダークヒーローの苦悩や葛藤、体制側の欺瞞など、話が重厚になりやすいのでこの構図はとても好き。主人公も誰に流されるでもなく確固たる目的や信念を持った人が多いですね。
乱暴に言えば日常系漫画だと思うんだけど
トンデモな世界観で一寸先は死みたいな状況下に人々はいるのに、その全てを含めて何故かゆるい日常に感じてしまう不思議な漫画。 もちろん話が大きく動く時などはシリアスになるが、その塩梅も絶妙である。 続編も楽しく読めて、良作だなーと感じる。
原作もいいが
原作も面白いが、漫画ではさらにプラスされた面白さになっている。 3巻では最初のコエンデラ家の騒動に決着がつき新展開がはじまるので今後もとても楽しみです。
表紙の絵に釣られて買っても大丈夫な漫画です
主人公の少女・メイの身体を目当てに卑劣なギャンブルを仕掛けてくる男たちを片っ端から返り討ちにしていく話。賭ケグルイのセクシー版みたいな感じですかね。可愛くて強いヒロインが見たい人におススメ(蛇喰夢子さんが可愛くないと言ってるわけではない) 現状、基本的に「負けたら終わり」な勝負を続けているので逆に言えば「どうせ負けることはないな」と思えてしまう。勝負の緊張感という意味では今のところ賭ケグルイに軍配が上がるか。あとどちらも狂人が主人公なので、影の薄いワトソン役を置いてるが、どうせなら彼らにも活躍の見せ場が欲しい。
しまぶー節、再び
冒頭から「またクギかよ」とおもったけど、なんだかんだ引き込まれてしまう面白さ。しまぶーは子供心をワクワクさせる世界観やバトルを描くのが本当に上手い。トリコでお馴染みの「フグ鯨」が出てきたり、世界設定に繋がりがなのも期待感を持たせてくれる。 これぞ少年マンガ!という感じは、今のジャンプではガキっぽく見えてしまうかもしれないけど連載に繋がってほしいな
柔らかで温まる「義姉と同居」ストーリー
近くて遠い、遠いようで近い、義姉との同居を描いたハートフル日常漫画。代表作に「犬神さんと猫山さん」などの百合作品があるので、女子の二人暮らしを描く本作品もそうかと思いきや、心温まる家族愛にがっつり感動させられる話だった。 ヤングガンガンらしい美麗な絵でとても読みやすく、現代的で尊みの深い人物描写はさすが。主人公の女子高生・志乃はしっかり者だが性格的に不器用なところがあり、そのまま男子に置き換えても一見成立しそうではあるが、彼女と兄の嫁(未亡人)の希さんと織りなす柔らかな関係性と雰囲気はなるほど確かに男女もしくは男同士では作れないかもしれない。百合作家ならではの、きらら的萌え漫画にはない味がある。
誰かの大切な秘密を知ってしまい陰から応援したくなるそんな感じ
ここまでひそやかで奥ゆかしくて優しく見守っていたくなる恋は久しぶりだ。 大学生になって同じスーパーでバイトを続けて1年。 モブ子は控えめで大人しく同僚の誰からも連絡先を聞けてなかったりする。 そんな中、自然と目で追ってしまうのは同い年で困ったときにそれとなく助けてくれる入江くん。 まだ恋と自覚できないような淡い想いを抱いて、バイトに精を出す。 たまらない。 コミュ障と片付けてしまいたくないような、他人を思いやれるがゆえに控えめになってしまう様も見ていてもどかしくて仕方ない。 が、それがいいのだ。 入江くんもまた、そんなモブ子を暖かい目で見つめ、気遣っている。 なんとも前時代的とも言えるこの言葉にしない距離感。 お互いに踏み込まない。 踏み込まないが、その平行線はとても暖かいのだ。 それとなくいる。 それとなく見ている。 意識し合ってるのにお互いそれには感知できず。 ああ、もどかしい! でも、僕は見守ることしかできないのです。 完全なる蚊帳の外。 僕自身、イケイケな恋はしてこなかったので、モブ子と入江くんに感情移入しつつも、どうにか背中プッシュしてくれと新人ちゃんにも感情移入できるいう楽しい読み方ができている。 今後どうなっていくのか楽しみ。
エロとノスタルジー
懐かしい気持ちで久々に手に取りました。 妖怪や幽霊、都市伝説、学校の七不思議、オカルトなどなどそっち方面のことは大体やってて、童守小学校5年3組の担任で、鬼の手を持つ日本唯一の霊能教師である「ぬ~べ~」が解決する、といった1話完結の話が主ですね。 僕がぬ~べ~を読んでいたのは小学校の頃でしょうか。 ジャンプを読んでいる顔してエロを覗き見れる貴重な合法エロでした。 とはいえ、僕は幼少期から水木しげるをはじめ、妖怪だったり幽霊の話だったりが大好物だったので、一石二鳥でした。 大体、生徒の誰かが妖怪に憑りつかれたり、問題行動を起こして憑りつかれたり、通りすがりに憑りつかれたりって感じの話で、教訓めいたものが多く、自分はこうなるまいと思っていろいろ自制していたので、教育的な面でも成功していたんじゃないでしょうか。 通りすがり系は、災害みたいなもんでたまったもんじゃないので普通に怖かったです。 意外と科学で戦う場面もあったりするんですよね。 アニメと違って漫画は普通にグロかったのでトラウマ回もわりとありました。 漫画好きな友人とどの回がトラウマになったかで結構盛り上がるのでオススメです。 A、赤いちゃんちゃんこ、ブキミちゃん、寄生虫、人面瘡、はたもんば、枕返し、 七人ミサキ、桜の木などなど・・。 どこからでも読めるので引っ越しの際に売らなきゃ良かったなと後悔してます。 最近ジャンプ展へ行ったときに原作の真倉翔先生のコメントで「ぬ~べ~は日本初(?)のネーム原作の漫画です」と書いてあったので、へーと驚きました。 連載開始が93年なので、それまでの原作付きの漫画はネームの形ではなかったんですね。 意外です。 御本人がおっしゃってるだけなので、未検証という意味でのクエスチョンマークでしょうけど、概ねそうなんでしょうね。 続編のNEOは読んでませんが、気が向いたらまたパラパラやってみたいものです。
銭湯×ブラジル美女
こち亀に出てくる、秋本先生が描く銭湯が大好きでした。 この漫画もギャグのキレが最高です!
ちょっと気になる事を…
著者の柘植さんが、普段からちょっと気になっているけど詳しく調べる程でもない、または気になってはいるけど1人では行かないよねー、というような事やイベント、場所などをレポートしています。 柘植さんの視点で描かれていて私的には面白いです。
もう一度
ずいぶん前に読んだことを思い出し、手に取った。当時はたばこを吸っていなかったのでそんなことは思いもしなかったけれど、たばこを吸うようになった今、少しだけ見えるものが違っていて面白かった。
良かった点 ・人生に疲れた中年が日常で見かける女性に多少変質者が入った状態で「癒し」について解説するのがくだらなくていい。 総評 ・主人公の性癖に共感を持てるならもっと楽しめそう