
展開早い

タラレBarがまさかの復活
ついに一冊にまとまっちまったよ…! リアルな女の悩みは本編以上にディープで読み応えあり過ぎる。 自分はタラレBarで相談するネタがない。 まさにこの図の通りだから東村先生の透視能力やばって思った。

世界にもっと雨野さやかさんという才能を知って欲しい
2015年に短編「星の砂」が発表された時からずっと応援しており、2018年にようやく初単行本が出た私的イチオシ新人である雨野さやかさん待望の新刊です。 この『ナナホシとタチバナ』は幼い二人の双子の少女たちが営む不思議な美味しいパン屋さんを中心に、主に1話完結型の物語が描かれて行くファンタジー作品となっています。心理描写の巧さが光る雨野さやかさんらしく、この物語でも心に響く人情ドラマが展開され見所の一つとなっています。 また毎回のお決まりである様々な美味しいパンを作るシーンはシズル感たっぷり。クロミカンとチョコレートのみつあみパンや、黒と白の悪魔と天使のバゲットなど実際に食べてみたくなります。 かわいい絵柄と作風が実にマッチしており、とても心温まる作品です。 ……というだけでは終わらないのが、『ナナホシとタチバナ』の魅力。単行本の表紙と裏表紙のコントラストにも込められた秘密が解き明かされる時が楽しみです。 雨野さやかさんの世界にまだ触れたことのない方も、ぜひここから入場してみて下さい。

大正を舞台にしたワケありな共同生活
事故で片足をなくした薬問屋の次男の住む家に、義兄が見受けをした女を連れてきた。足をなくして家督も義兄に持って行かれたコンプレックスのある男と、器量もよく家事もよくこなすいい女だが隠し事のありそうな女の共同生活。 夫婦のような生活をしながらも、兄の妾という壁があってどことなく溝を感じるシーンも多い。その2人が徐々に近づいていくところが面白かったです。不倫とか略奪愛的な話ではなく、人生の不運に振り回された二人が巡り合ったという感じでしょうか。落ち着くところに落ち着くまでの過程と結果にああよかったと思うようなマンガです。 大正を舞台にしていますが、華やかな大正というよりも庶民的な暮らしがよく描かれています。

それぞれの正義
※ネタバレを含むクチコミです。

心がヒリつく、ブスと呼ばれる少女の物語
主人公が抱く「痛み」の感情が赤裸々で切実で、 1話を読んだ時点で強く心を掴まれた物語です。 先天的なものであるが故にどうしようもない「容姿」という要素に起因する様々な負の事件に遭ってしまう主人公。ある決断と行動。その更に先にある試練。周囲の人物たちの悪意にヒリヒリします。 自分の容姿がもう少し良かったならこんな悩みを持つこともなかったのだろうか……そんな風に思ったことがある人であれば、他人事とは思えない主人公に共感必至です。 主人公にはどうにか幸せになって欲しいと思いつつ、タイトルを想うと彼女の行く末が案じられてなりません。 読んでいて辛くなりますが、良い作品です。

猫と過ごす終末
近年はゾンビものが大流行しており「〜(オブザ)デッド」という作品が多数生まれていますが、こちらは「ウォーキング」の方を残したタイトルですね。 ゾンビが蔓延る終末世界で、生死もわからぬ最愛の妻を探し求める中で出逢った一匹の猫と旅をする青年のお話です。 ゾンビと闘うシーンも多いのですが、どちらかというとアクションシーンよりも「静」のイメージの方が強い作品です。それというのも、極限状況の中での登場人物たちの心理描写が丁寧に紡ぎあげられていくからでしょう。生死が掛かった瞬間に現れる人間の本質は、ホラーの醍醐味です。 そして、緊迫感溢れるシーンも多い一方で、猫の猫らしい行動に思わず笑わせられるシーンもあり抑揚が上手く効いています。猫好きの方ほどニヤリとできるかもしれません。 とりあえず何も言わずに1巻を最後まで読み通してみて欲しいです。

現地で感じたくなるエーゲの風
美麗な絵で描かれる15世紀ヨーロッパ紀行。それだけでも堪らないのですが、内容的にもとても良くお薦めしたい作品です。 イタリアのフェラーラから始まり、ヴェネツィアやクレタ島など諸国を少女たちが旅して行く様子が描かれて行きます。 ヴェネツィアのゴンドラやクロアチアの民族衣装などの名物が華やかなヴィジュアルで紹介され、実際に旅をしているような楽しい気分にさせてくれます。特に、丁寧に描かれる世界各地の名物料理は実食したくなること請け合いです。 丁度個人的に今年の初めにアテネからエーゲ海を渡ってギリシャの島に行ったり、そこからローマやヴェネツィアを旅して来たこともあって「あー、ここはこの前行った!」と、より楽しめる部分が多かったです。またいつか行きたいと思ったのですが、この作品を読んだことでその想いがまた一際強くなりました。 明るく和やかな雰囲気で進行する物語に、読んだ後は心も解きほぐれます。 中心人物が二人の少女なので、百合好きの方にもお薦めです。

作者の成長速度がスポ根的!
『彼女のいる彼氏』の矢島光さんによる新作です。 矢島さんとは活動初期の頃から知り合いで、矢島さんが人生史上初めて描くというサイン色紙も頂きお店に飾っておりました。 それから2年と少し経ってから再びサイン色紙を頂いた時、見違えるほど画力が上達していて驚きました。 そして、この『バトンの星』を読んだ時に画力のみならず漫画力そのものが圧倒的に上がっていると感じました。 『潔癖男子!青山くん』の坂本拓さんの下でアシスタントをしながら美術予備校でデッサンなどの修行も積んだとのことですが、この短期間でここまで総合力が上がった方はなかなか見たことがありません。 テーマとなるバトントワリングへの愛。バトンを知らない読者をも惹きつけるバトンアクションのカッコよさ。イケメンと可愛い女の子を始めとする魅力的なキャラクターたち。テンポの良さ。 昔から「バトンマンガを描きたいんです!」と仰っており、原型となる作品のネームを見せて頂いたこともあって僭越ながらアドバイスもさせて頂いたのですが、『バトンの星』は本当に素晴らしい作品として結実したと思います。 連載は終わってしまっていましたがもっともっと見ていたい物語でした。矢島さんの今後の活躍もとても楽しみです。

3刷りおめでとうございます!
2月発売の単巻作品一押しです。 読み味として近いと感じたのは、星新一や筒井康隆のショートショートでした。 「見る人の五感を騙して周辺認識まで歪める万能デザイン人形」 「分岐し続ける多重世界を観測できるバッヂ」 「脳の全情報をコピーして醒めない夢を見続ける小箱」 など、表題作の「有害無罪玩具」の中には短いお話の中に短編を5個も6個も書けそうな奇想や思考実験的なものを盛り込んだアイテムが登場します。 また別のお話の「虚数時間の遊び」や「金魚の人魚は人魚の金魚」では、人が生きられる時間の限界を遥かに超えた遠大なスケールの物語が描かれます。 全体を通して、あまり他で見ないマンガという媒体で成し得る様々な実験的な表現手法が沢山登場するのも特色。それもまた、小説の既存の作法を大きく逸脱した筒井康隆の野心的な文体と演出を髣髴とさせました。 物語と演出が上手く相乗して、読む者の想像力や知的好奇心を激しく刺激してくれます。そして、それが不思議な快感をもたらしてくれる作品です。 尖った作品や少し変わったマンガを好む方、あるいは哲学的なものが好きな方にはぜひとも触れてみて欲しいと思います。

キャプテン試論 ースポ根とは言われない何かー
いわゆるスポーツ漫画一般を分類する言葉として「スポ根」というものがあるが、ちばあきおの『キャプテン』ならびにその続編の『プレイボール』は、その内容的には「スポ根」と呼べそうな要素を多分にもっていながら、どうしても「スポ根」とはいいがたい何かがあるように思う。それはいったい何なのか。 スポーツとはそもそもが不平等である。そんなスポーツ界で頂点に立つような人々というのは、生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力にいっさいの身を惜しまないような人であろうと思う。それはそれは残酷で切ないことではありませんか。 そうであれば、少なくとも、青葉から墨谷二中に転校してきた谷口タカオをはじめ、体格にも才能にも恵まれない人々は二倍も三倍も、もっともっと、もっともっと、がんばらなくっちゃならない、その間にも、生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力に身を惜しまない人々は先へ先へと進んでいくのだから。しかし、あえて言及してみるまでもなく、これほど当然の理屈もないだろう。劣っているものが優れたものに勝つには、もっともっと、もっともっと、がんばらなくっちゃならない。三分の一ノックで身体がボロボロになろうとも、向こう見ずのダイビングキャッチで脳震盪を起こそうとも、それでも、それでも、がんばらなくっちゃならない。なにせ相手は生まれながらにして神に愛されており、尚且つ、努力に身を惜しむことのない猛者たちなのだ、これほど至極当然の理屈がこの世にほかにあるだろうか。これほど残酷で切ないはなしがほかにあるだろうか。 しかし、ちばあきおという作家は、この残酷で切ない至極当然の法則から目を背けることはけっしてしない。むしろ、それを剥き出しの状態のまま直視しようとしているようにみえる。この眼差しには、残酷で切ないだけではない、どこか優しさめいたものがあるように思う。この優しさは、けっして、困っているひとを、あるいは劣っているひとを、助けるといったたぐいの優しさではない。もし、そうであれば、島田は二度も三度もフェンスに激突して脳震盪を起こさずに済んだにちがいない。 思うに、いわゆる「スポ根」なるものは、当然なるものを当然のこととして描くのではなく、この残酷で切ないがんばりそのものを直視するのではなく、それを問題的に、あるいは問題-解決的に覆うことで物語を構築しているのではないか。そうすることで残酷で切ないがんばりそのものは問題的なもののベールに包まれて見えにくくはなるが、登場人物たちは野性的で不平等きわまりない野晒しの世界からは守られることになる、しかし、これもある種の優しさではあろう。 それにしても、この野晒しの世界で、墨谷二中はどうなったか。なんと全国制覇を成し遂げたのである。当然のことを当然のこととして丹念に描いた結果が、荒唐無稽な夢のよう話になってしまうという、これほど感動的な事態がほかにあり得ようか。数あるスポ根の登場人物たちには勝つために理由-問題が必要だった、裏を返してみれば、彼らの勝利にはそれ相応の理由があった。そうと理由があるのなら、なんだ、そういうことかと腑に落ちることができる。しかし、ほんとうに感動的な体験とは、まだ見たことのない信じられないようなものを目の当たりにするときに起こるのではないだろうか。そして、それを少なくとも可能にするのは、努力は必ずしも、いや、ほとんど場合において実を結びはしないが、それでも、それでも、がんばらなくっちゃと思う、なにか対象のない漠とした祈りのような姿勢のなかにあるということを谷口たちは身をもって教えてくれる。

予想以上に面白かった
※ネタバレを含むクチコミです。

さすが山崎紗也夏といった色気と面白さ「ひみつの林檎」
3話まで読んだけどやっぱいい。 典型的な亭主関白な夫しか男を知らない主人公が、場末の飲み屋で働きながら男を買うというあらすじ。 3話でお金突き返されちゃったけど、どうする林檎ちゃん

じんわり来た読切
※ネタバレを含むクチコミです。

サザンと彗星の少女感想
webで見たことある気がしましたがコミックス手に取りました。全フルカラー…! すごい好きが溢れている!! 好きなこのためなら宇宙間でも追いかけていくサザン、いいですね! ちょっと懐かしい感じもする絵柄と話がさらに好感持てます。上巻読了!

鬼才✕新鋭の本格派ミステリー「四月一日のエマ」
ベルリンを舞台に描く本格派ミステリー!鋭い洞察力を持つ画家のエマが事件の秘密に迫る! 【著者】リチャード・ウー 【作品】 警部補 ダイマジン クロコーチ 【著者】幾田羊 【作品】 ブダペスト・シンドローム (第31回イブニング新人賞 準大賞) http://www.moae.jp/comic/budapestsyndrome 2080ATLAS (第29回イブニング新人賞奨励賞) http://www.moae.jp/comic/2080atlas/1

ドラマに先行しコミカライズ!「ミラー・ツインズ」を語ろう
連続テレビドラマ連動企画!! 同じDNAを持ちながら、真逆の人生を定められた“二人”――― 事件が事件を呼ぶ、衝撃のツイン・サイコサスペンス!! 【漫画】寺山マル 《過去作》サングリアル~王への羅針盤~ 【原作】高橋悠也 「劇団UNIBIRD」を主宰し、アニメやテレビドラマなどの脚本も手掛ける。17年には『仮面ライダーエグゼイド』でメインライターを務めた。 (引用:「ビッグコミック月刊スピリッツ」公式サイト) https://bigcomicbros.net/comic/mirrortwins/ (引用:ミラー・ツインズ - オフィシャルサイトより) http://mirror-twins.com/ =====【登場人物】===== 葛城圭吾…警視庁捜査一課刑事。兄の誘拐事件をきっかけに刑事の道を歩む。 葛城勇吾…20年前に誘拐された圭吾の双子の兄 白石里美…圭吾が唯一心を許す恋人。しかし勇吾とも繋がりがあり、「英里」と呼ばれる。 赤城克彦…警視庁捜査一課刑事で圭吾の同僚。 皆川耕作…緑坂署刑事巡査部長。勇吾誘拐事件の担当でもあった。

意外と少ない「スチームパンク」風漫画
飛空艇に乗ってドラゴンを捕まえて食べる冒険ファンタジー&グルメ、ではあるのだが、 見たこともない龍肉の味に無駄に想像をめぐらすよりも、スチーム情緒あふれる空挺や世界観、キャラクターの魅力こそこの作品の一番のみどころではないかと。 あ、でも龍の革細工はロマンがあるなと思った

したい…Kiss 死体…
※ネタバレを含むクチコミです。

流石です!もんでんあきこ先生!
大人の女性向けマンガとしてすごく人気のある作品だと思います。あまりこのジャンルに手を出してこなかったのですが、もんでんあきこ先生なら画力もストーリーも上手いのは知ってるし安心だと思って読み始めたら、想像以上に魅了されてしまいました。エロスの種子とは違う愛の物語。甘々なので癒されます。

独特な世界観のホラー漫画
私立探偵が社長令嬢マリアの捜索を依頼される。捜索場所はなんと一軒の家。家出でも誘拐でもなく家の中で行方不明になったという…。試し読みができる物語の導入部分でもだいぶ面白いんだけど、読み進めるほどに展開も広がってノンストップで読み終えてしまった。独特のホラーな世界観の描写は、作者の無意識的な素描から生まれたものらしい。これがいい味を醸しだして他にはない面白さに繋がっている。夢で見る風景みたいな描写にも心惹かれた。怖いんだけどセンスも感じる。ぜひまたホラー漫画を描いて欲しいなぁ。

カッコイイぜ…ニンジャ=バッツ…!
バットマンが戦国時代の日本に異世界転送されて 天下統一を果たしたトノ=ジョーカーとの決戦に挑むという狂気のプロットでカッ飛ばすDC一世一代の超企画。 それがまさかの久正人ワークでマンガ化とあっては読まないのが損すぎますよね。 なんでしょう。 陰影がいつもの3割増しでバチバチにキマりまくっていて マジで久先生が描くために存在しているコミカライズだなと思いました。 ジャパニーズ・アメコミの真髄を見て!!! そしてカバーの紙がいい。これは紙で買おう。

もっと続いてほしかった
※ネタバレを含むクチコミです。

4ページの読切で満足感がすごい
米4合は炊きすぎだろ…3合でいいよ。 いや、わかるよ? 「3合だと少ないかな…」って思っちゃうよね。 そんで炊きっぱで放置しちゃうのもわかる。 たまにしか自炊しないから忘れちゃうのよ、炊いたこと。 んで、ジャーの中で保温(もしくは常温)で放置された米の状態が気になっちゃうのも、すごーくよくわかる。 ①工夫して料理して、②料理して、③料理して、からのオチはズルい…!!! めちゃめちゃフツーの1人暮らしあるあるとして読んでいたところに、あのくだらない完成品はズルいって!! 最後まで読んでから1ページ目の作者名を読むとフフッとなる。好き
※ネタバレを含むクチコミです。