※ネタバレを含むクチコミです。
少年サンデー本誌で「はじめラブコメ オガベベ」を連載中の作家さんがサンデールーキー王者決定戦のために描き下ろした?読切。初めてオガベベを読んだときは新人なのか違うのかわからないくらい上手くてびっくりしましたけど、やはりルーキーはルーキーなんですね。それにしても安定感がすごい。世界観や舞台設定は違うものの、基本的なノリはオガベベと一緒。でもそれがいい。それがおきらくボーイさんの魅力です。 本誌連載中でもこうしてたまに読切を書いてもらえるとファンとしてはとても嬉しいですね。
異常にいいテンポでケンミンショーが繰り広げられてて笑っちゃったな。 なんか2000年代を感じてよかった。 リンカーンとガンジーにはちゃんと怒られたほうがいいです。
夏の眩しい日差しが描かれる一方で、気怠さや寂寞が伝わってくるお話でした。オチは最初からよめてしまったのですが、作品の雰囲気に包まれて最後まで楽しんで読むことができました。夏目友人帳的な心地よさがよかったです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ジャンル不明、だからこそ今後どうなるか気になる・・・。 シバと共に人と人狼の様々な事件や問題を解決していくのか、 シバとの非日常と日常のバカリズムになるのか、 最終的に感動ものになるかもしれないし、 今後の物語で光る作品かもしれない。 ・特に好きなところは? 何と言ってもシバが可愛い! そしてクール系の主人公が地味にいい味を出している。 すこし漫才じみて「クスッ」と笑える所もいい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 上から目線になっていしまうが、今後の物語で光り出す可能性のある作品だといえ、個人としては可愛らしい絵と「シバ」と「主人公」の性格の相性も良いといえる。 ぜひ応援したい!
サルトルさん好きだったので新作読めて嬉しいです。 春田さんとのオンラインゲームを通じて、人に対する接し方を変えようとする古川くんの勇気が沁みます。 ふたりがこれからどうなっていくのか想像させるような終わり方が素敵でした。
タイトルに書いた通りのことだが、それが本当にすごい。骸骨だから表情だってわからないのに果たして恋に落ちることはできるのか、というワンテーマからのクライマックスのあの画作り。かなり考え込まれた末に生まれたものだろうなぁと思いました。作画と原作それぞれで持ち込んだイメージを相当な制度ですり合わせないと最後のやり取りで主人公の二人が見せたあの「顔」は描けない。のではないか。少なくとも自分は記憶に残る演出として深く脳裏に刻まれました。多くの方にぜひラストまで読んでほしい。
超絶画力で描かれる王道の「剣と魔法」の世界…と見せかけて、徐々に不穏な様子が現れ最後に大きなどんでん返しのあるストーリー。非の打ち所がない漫画とはこういう作品のことを言うのではないかと久々に読み返して思いました。 もう4年も前の作品になるんですね…。 youtubeを観てたらボイコミがおすすめされてまずは原作を、と読んだのですがやはり美しかったです。 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632706507 https://youtu.be/ntiXLuO8uIY
いわゆる怪異退治モノだけど設定が結構凝っていて面白かった。 オバケや霊は存在しないけど、人の噂で凝り固まったものは実在しうる「牛の首」になる。それを調査して退治する非実在調査株式会社の男、牛飼。依頼者の姉妹が曰く付きの家を相続したことから物語が始まります。 心霊というよりは都市伝説とかSCPっぽい系統の話で、事件が解決したあとに残る微妙な後味の悪さだったりフォーカスされるポイントにこの作者さんの好みが出てるな〜と思ったり。 連載になった時にはもう少し牛飼のキャラクターが整理されたり、依頼の方針も変わったりするのかなと思いました。
『ぼくらのよあけ』アニメ化で話題、『アリスと蔵六』連載中の今井哲也先生はアフタヌーン四季賞出身で、2005年にこの『トラベラー』で大賞を受賞されてから2008年にアニメ制作高校生マンガ『ハックス!』で連載デビューとなります。私は当時この『トラベラー』で注目し、『ハックス!』をリアルタイムで追っていた今井哲也ファンです。 四季賞審査委員のかわぐちかいじ先生が「憎らしいほど上手い!!」とプロ目線で絶賛されるのを、その通りやなぁ……と思いながら、素人の感想として「将来のために今を大事にしなきゃ」と、心の底から思ったものでした。 バンドも好調、彼女ともラブラブな高校生が、とある地震観測実験の不測の事態に巻き込まれる。気がつくと4ヶ月後。バンドは解散、彼女とは別れていた……という物語。どうやらタイムリープを起こしたようで、元の時間に戻る事を目指しつつ、そればかりではいられなくなる。 物語のキモは、この世界に自分は「一人しかいない」事。 タイムリープというとその世界に自分が「二人」いるパターンもありますが、ここではそうではない。必然的にこの時間軸で「自分が」やってきた事を、彼は全て被る事になる。 ちょっとした綻び、無気力、あるいは抗えない運命……きっかけは些細なものでも、状況は雪だるま式に大きくなり、そのうち自分では動かせなくなる、そんな恐ろしさがここにはあります。 別の「自分」が招いた事態に、誠実に対応する主人公が切ない。彼を見ながら、一時の負の感情に身を任せて全てをぶち壊しにする恐ろしさを、私は切実に感じたのでした。 最後のバンド演奏シーンと(元)彼女のビンタと共に、心に痛みの残る作品でした。
コミックDAYSで見つけた読切。時代漫画か〜と思ったらまさかのおかげ犬漫画でした!(以前『ハチ参る』を読んでお伊勢参りを任された犬たちの存在を知りました) 少年漫画的でありつつ可愛らしさもある絵が可愛いですね。しろのつるつるモフモフぐあいが最高。「こんとあき」のこんみたいで抱きしめたい…! 江戸時代ならではのいい人情漫画でした。 #読切応援 https://comic-days.com/episode/3269754496788687155
ここ最近読んだ読切の中でダントツ好きです!!映画ネタがふんだんに盛り込まれていて、作者さんの「好き!」がたくさん詰まっているのが読んでいて楽しい作品でした。もちろん自分の知らない映画もあるんだけど、知らなくても楽しめるからとってもいい作品だと思います。個人経営のマニアックなレンタルビデオ屋でツウな作品をちゃんと分かって借りてる同じ大学の女子を見かけたらそりゃ恋に落ちるよ〜!うらやましいぜそんなシチュエーション!つい面白すぎてこの2人がこれからどんな映画を作ろうとするのか続きを想像してしまいます。続編を読めたら嬉しいな〜。
吹奏楽部に所属するちょっと不真面目な女子2人を中心とした部活コメディ。作者の紹介ページにて、阿部共実先生のファンであると公言されているだけあって、随所にリスペクトを感じる作風。レジェンドの影響は受けつつも、また少し異なる路線というか独自の個性が既にあるように思った。(ちなみにもう忘れられてるかもしれないけど、阿部先生は少年チャンピオンでデビュー。その流れも込みでアツい)あと、吹奏楽部の描写がかなり詳しく描かれており、ガチな吹奏楽部マンガとしても読み応えがあった。期待しかないのでぜひ連載化することを祈ってる
高嶺の花に恋する陰キャオタクの話って感じで始まるんですが、結果とんでもなく最高な友情物語でした。とにかく主人公の岸くんがいい子すぎる。だいたい急に憧れの女子・鉄さんと急接近したらテンパって空回りしたり、好きになってもらうために姑息な手を使ったりしがちなのに、岸くんはとても真面目で紳士なオタクなので、彼女がメタルが好きだと知ったら聴いて、研究して、趣味を共有するための努力を当然のようにこなす。で、実際にふたりでお出かけして距離が縮まっても、岸くんは純粋に「友達ってこんな感じなんだ」と喜ぶ。可愛いですね〜。 岸くんは友達がいないみたいだけど、なんでいないのか不思議。 http://www.moae.jp/comic/metalchan
※ネタバレを含むクチコミです。