public
star_border
star_border
star_border
star_border
star_border
「一月生まれだから睦月」な感じで適当に名付けられた上、血の繋がった家族(実父・実母・実兄の「慶ちゃん」)からの虐待に苦しんだあげくセックス依存症(性依存症)になってしまっていた男子高校生・藤森睦月と、「母との死別によるトラウマ」や「父とのすれ違い」に苦しみながらも優しさを失わない健気な性格をした小学生(リトルナースなアダルトチルドレン)の少女・島崎菜摘を軸に展開するヒューマンドラマ・コミックです。睦月に執着すると同時に兄弟間の虐待を実行する慶ちゃんは本作最大の悪役(作中の描写からして「サディスティックな性癖の持ち主」=「代理ミュンヒハウゼン症候群の加害者」としか思えない精神異常者)に当たるキャラです…胸糞になるほど鬱展開のシーンが多くある一方、考えさせられるシーンもあります。妻(菜摘のお母さん)を亡くしたトラウマから、感情を表に出さない仕事人間になっていた菜摘のお父さんの改心を通じて、ラストはちゃんと感動のハッピーエンドを迎えます。精神が安定している状態を見計らって一気読みすることお勧めします。
16歳の高校生。藤森睦月は、周囲の望むとおりのことをしていたはずが、いつしか家族や友達から孤立し人知れず苦しんでいた。そんな睦月の「自殺」を止めてくれたのは、ふと出会った小学生の少女・菜摘だった。運命ともいうべき出会いをした二人は、やがてお互いの「傷」を感じとり心を通い合わせていく……。互いにひかれ合う二人の気持ちをよそに、二人の出会いは周囲に少なからぬ波紋を呼ぶこととなるのだった。睦月と菜摘、二人の微妙で危険な関係の結末は!?
16歳の高校生。藤森睦月は、周囲の望むとおりのことをしていたはずが、いつしか家族や友達から孤立し人知れず苦しんでいた。そんな睦月の「自殺」を止めてくれたのは、ふと出会った小学生の少女・菜摘だった。運命ともいうべき出会いをした二人は、やがてお互いの「傷」を感じとり心を通い合わせていく……。互いにひかれ合う二人の気持ちをよそに、二人の出会いは周囲に少なからぬ波紋を呼ぶこととなるのだった。睦月と菜摘、二人の微妙で危険な関係の結末は!?