劇画の神様~さいとう・たかをと小池一夫の時代~の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ タイトルから俺の好きな要素しかないのがわかっていたが面白い。さいとう・たかをと小池一夫の関係性も興味深い。『ゴルゴ13』の最終回ネタに関しては特に良かったが小池一夫の御用牙の1回目の終わり方?ってそんな感じだったよな・・・ あと最初の方にふりがなの間違いがありそれが気になったな ・特に好きなところは? 小池一夫の劇画村構想から劇画村塾につながる流れだ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! さいとう・たかを、小池一夫、劇画村塾あたりが好きならおすすめです。
劇画の歴史について何も知らずに読んだけど面白かったです。小池一夫がさいとう・たかをプロにいたことも知らなかったので驚きでした。しかも脚本の小池先生だけじゃなくて作画を支えていたチーフアシスタントの面々も抜けて別の会社を作るって中々のお家騒動ですよね。淡々と描いてあるのでそんなに大変なことのように感じなかったけど…。さいとう先生は漫画制作の完全分業制を実現して、小池先生は劇画村塾で才能ある漫画家をたくさん輩出して、それが今の漫画界でも揺るぎないものとして受け継がれているからすごいです。高い理想を持つことは大事なことですね。