市川ヒロシ先生の漫画を読むと能天気になれるので好きです。ハイテンションなのに絶妙にゆるくてリラックスできます。
ごく普通のOL里村さんが自炊したり変装して外食したり実家でご飯をおかわりしたり、欲望にまかせてたくさん食べまくります。
第一話がカフェのランチの少なさに絶望しハムカツを揚げまくるお話だったので、この時点で里村さんの好感度が爆上がりしました。
決してガサツではないし手間ひまかけてお料理してるけど、いわゆる丁寧な暮らしではないところもいいんです。
必要以上のメッセージ性はない、過剰にかわいかったり面白かったりもしない、ただひたすら元気にご飯を食べるのみ。だからこそ読みたくなる作品でした!
「入りたい店の味に密着」「あのおいしさで、倍食べたい」「旅行気分になりたい」 欲望ダダ漏れの食卓メニューを、心ゆくまでいただきます!