ドキドキの大きさに、主役も脇役も関係ない。
物語で例えるならみんなの中心にいる主人公よりも、すみっこの脇役でいる方が落ち着いてしまう信子。 大学生になってスーパーのアルバイトをはじめ、一年経ってやっと慣れてきた。 そんな信子には忘れられない出来事がある。 バイト始めたての頃、客対応で困っていたところを同い年の入江くんが助けてくれた。 しかし一年経った今でも、入江くんの連絡先は知らないままだった。 今まで脇役でいた信子が、一歩ずつ彼との距離を縮めていく、小さな恋物語。 何年かぶりに読んだけどやっぱりきゅんきゅんする~~!! うどん屋で店員に信子の注文を間違えられた時、すかさず訂正してくれたりと、さらっとやってのける入江くんに惹かれるのも分かる。 個人的には私もスーパーの勤務経験があるので、分かる~と共感できる点があったのがよかった。 タイトルの言葉、1巻の裏に書いてあるんですがめちゃくちゃいいなあと。