■ 第1巻:早うち両さん!?の巻
第1話:始末書の両さんの巻
競馬が外れてキレたり、ドラねこに天丼を食われて発砲したり、派出所で賭け花札をしたり、ビールを飲んだり。それを巡査部長に見られてノサップ岬派出所に異動。中川初登場。
第2話:下町の青年警察官の巻
寺井と戸塚が初登場。戸塚とパトロール中に喫茶店でサボっていたところでひと騒動。駆けつけたパトカーに乗って三浦海岸へ向かおうとした途中で警視総監特別車と衝突。罰として丸坊主に。すでにほぼ完成されたこち亀スタイルで面白かったです。
第3話:祭りとフータローの巻
無銭飲食で捕まったフータローの身の上話に同情し、田舎へ帰る汽車賃をあげる両さん。その夜、かとり神社のお祭りへいくと、両さんからもらった金で仲間と酒盛りするフータローを発見。キレる。寺井、ノサップ生まれと判明。何度も見たこち亀定番パターン!面白かったです。
第4話:亀有の少年の巻
大原部長初登場回!近所のいたずらっ子に翻弄される両さん。そのせいで部長に怒られるも、そのいたずらっ子のお母さん(美人)が両さんに感謝の言葉を。それを聞いていた部長はお母さんに「両さんは署のホコリ」とベタ褒め。最後はまたもいたずらっ子のいたずらに引っかかり、部長に怒られるエンド。これからも何度も見ることとなるであろうパターン。すでに安定感があります。
第5話:気のあうふたり!?の巻
巡回(お宅訪問)で訪れた家にドロボウが入っていて、そのドロボウが家人に扮して両さんとバレそうでバレない愉快なやりとり。そうこうしているうちにその家にさらに別のドロボウが入っていて捕まえるが、最初のドロボウには逃げられたので、部長も褒めるか怒るか悩みます。何回かこのパターン見た気がしますが、この回だったのでしょうか?今後また出てくるのを楽しみにしたいです。
第6話:派出所でお茶を…の巻
戸塚と車同士の事故の現場検証へ。加害者の運転手が美人で被害者が悪かったことにされるパターン。その美人を事情聴取と言って派出所に連れ込み、昼間からお酒を飲ませるが、実は部長の娘さんだった。部長の娘初登場。だいぶ後年キャラ変してる気がしますが、再登場が楽しみです。
第7話:早うち両さん!?の巻
中川再登場。中川の銃友の冬本登場(交通指導取締担当)。冬本は物音がすると反射的に銃を抜いてしまうクセあり。両さんの銃の早ぬきが0.5秒と判明。そこへ登場した暴走族に対しお約束の発砲。罰として銃の代わりに水鉄砲が支給される。ゲストキャラっぽい人の初登場じゃないでしょうか。冬本さんがまた登場するかどうかわかりませんが、また登場して欲しいです。
第8話:わたしは殺人犯…の巻
ある夜の夜勤中の話。タクシーの運転手に酔っ払いを押し付けられ、取調べるも虚言癖に翻弄される両さん(キレます)気分転換に中川の車で赤坂まで酒を買いに行ったところ、たまたま強盗を逮捕することに。部長にも褒められてハッピーエンド。
山止たつひこ笑劇場 交通安全'76
両さんっぽいタクシー運転手(神風交通の村山しげる)が主人公の短編。中川っぽい脇役も出てるのですが、プロトタイプだったのでしょうか。作風も非常識ぶっとびギャグですが、警察官ものの方がより非常識感出るので、両さんに変えてよかったと思います。
人情ものがまだなく、基本ははちゃめちゃギャグ一本でした。201巻続く作品の1巻にしてはすでに完成されていてすごいなと思いました。