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アイドルものとしても面白い
私のアリカ 藤沢もやし 隈屑
名無し
推しの子の影に隠れてる感は否めない作品だが個人的には現行の数多あるアイドルモデルの漫画では一番面白い作品。 それはもちろんさまざまな作品を読んできた私の主観的評価になるわけだが、まずは「読んでみろ」と、読めばわかる。 原作は『御手洗家、炎上する（ネトフリでドラマ化）』の藤沢もやし氏。 彼女の「アイドル愛」を詰め込め込んだ得意のサスペンスを背骨に個性豊かなキャラクターたちのドラマを描き、強烈な展開と粘着性のある引きで読者を飽きさせない物語になっている。 ただ女性作家感が非常に濃く作品に投影されているため万人よりも女性よりの作品になっているのが非常に惜しい。ここをクリアできれば大作家になれるのではないだろうか。 また作画の隈屑。氏は『私のアリカ』がデビュー作となっているが藤沢もやし氏の原作（人物描写）を十分に表現し、新人にしては説得力のある高い絵力で今後の活躍にも期待できそう。
勝手に書き下ろしの予想をしてみる
①その後のユメ視点
再活動後したものの全くヒットせずに苦しんでると、突然ナナがアイドル復帰したいとメンバー入りを志願。
話を聞くと山寺でアリカに似た尼僧が現れアイドル復帰を懇願されたとか。
一時のスピ状態が再発したかと心配しつつ、ナナを温かく迎える。
②リリトリ黎明期のアリカ視点
まだこの頃の1期生メンバーは和気あいあい状態で、互いの悩みをフォローしあう。アリカは歌をちひろに、表情を仕草をルリに、ダンスは真世に助けてもらいながら、少しずつ成長していく。
この時はリリトリが悲劇的な終わりをするとも知らずに。
③リリトリ加入直後のみみ視点
2期生期待新人として加入するもルリやえみりからの嫌がらせに辟易する毎日。
とうとう同期加入したメンバーもルリに嵌められ喫煙写真をばら撒かれ脱退に追い込まれる。何度も辞めようとするも公明正大で純粋なアリカに触れて、リリトリでやっていく決意を新たにし、アイドルとして成長していく。
描き下ろし
クルーザーに乗ってワイン飲んでる山本さんが最終回から現在までを振り返る
虎芝のムショ日記
3期生の視点からの後日談