丁寧に作られたストーリーに引き込まれた
ドラマを観た記憶があって読み始めたけど、原作の方が断然いいです。 最初は、ただただサラリーマンとヤクザのギャップが面白く痛快と思って読んでいたけど、深みのあるストーリーに、どっぷりハマってしまいました。さすが80年代の漫画だけあって、オフィスにパソコンないとか、ダイアル式の電話とか、アキちゃんの髪型とか、ボディコンとか。それを楽しみつつも、二面性を持つ主人公にワクワクさせられっぱなし。さすが名作。男女問わず楽しめるマンガで一気に読みたい作品です。
近藤静也は下着会社プリティで働く平凡なサラリーマン。しかし、その実体は関東最大の広域暴力団・新鮮組の総長の一人息子だった…。ある日、仕事をしている静也の元に、父の総長が狙撃されたとの一報が入る。静也は望まずして、新鮮組の三代目となってしまったのだった!!昼は、静かなる平社員。夜は、静かなるドン!!ドンの二重生活が始まった。
さすが80年代の漫画だけあって職場にパソコンない、ダイアル式の電話、登場人物の髪型、ボディコン・・・・
40年前の日本は勢いがあったのだな。
ヤクザの息子が冴えない下着会社のデザイナーという設定も秀逸。
いつも売れなさそうな下着の企画を考えてくるあたりも面白かったです。
ギャグ漫画なんだけど、真の男の姿を教えてくれます。