粂田晃宏とおぎぬまXのミステリーが面白くない訳がない!!
モンキーピークの粂田晃宏と29年ぶりの赤塚賞入選で話題になった稀代のギャガーおぎぬまXの最強タッグがお送りするミステリー!! 会社の先輩に殺したいほどの怨みを抱えながらも、この世に完璧な犯罪など存在しないんだからと思いとどまっていたところに「借り物ではなく”貴方だけの復讐”をしましょう」と現れた謎の男ヤミノ。しかし彼の正体は… 笑ゥせぇるすまんオマージュのような話に見えるけど、第1話の時点でそうだと断言しないでおきましょう…。おぎぬまXさんはギャグだけじゃなくてストーリ漫画も斬新なはず!!期待の新連載です。
先日、ひょんなことからこの作者が気になってなにか読んでみようかと思ってこの「おりんちゃん」を試し読みしたら、冒頭の数ページだけ読んだことがあったという、超偶然。よく見たら単行本の表紙にも見覚えがありました。ただ、何年前に読んだか、なぜ読んだか(冒頭しか読んでないことから単行本を買ったわけではなさそう)がまっっったく思い出せません。
それもあり今回全2巻読んでみました。正直感想が難しい。赤ちゃんが喋り、その母親が全く喋らないというシュールな設定のコメディですが、思い切りギャグに振ってるわけでもなく、独特な世界観です。でも確かにこの漫画の単行本が出た頃、こういうシュールな設定の漫画を好んで読んでいた時期があったんですよね。なので少し懐かしい気持ちにはなりました。
人情的な要素もあるので、いまとても孤独を感じている人が読むと、泣いちゃうかも、しれない、し、泣かないかも知れない。そんな感じ。