ボールパークの住人になりたい!
架空の球場「千葉モーターサンズスタジアム」を舞台に描いた新連載。ボールパーク(=球場)は、野球を観戦するだけじゃない、老若男女が楽しめる娯楽施設といえるほど進化しているらしい。知らなかった…まさに1つの街のよう。 応援の仕方が色々あるように、ボールパークの楽しみ方も人それぞれってことですね。1話目のビールの売り子と社畜サラリーマンの話も良かったけどオムニバスって感じなんでしょうか。楽しみ。
「お兄さん、私のことタイプなんだ~?」 ある日の球場で、ギャルなビール売り子に絡まれた!? でもこの子、実は超絶ウブな純情ガールで……。舞台は、とあるプロ野球の球場(ボールパーク)! 日々たくさんの人が集まり、働き、笑い合い、人間ドラマが生まれるこの場所は、まるで一つの「町」のよう! 実は超純情なビール売り子のギャル・ルリコ。ビール売り子に憧れる弁当屋の看板娘・山田ちゃん。ピークを過ぎたベテラン選手・コジローと、お忍びで観戦に来ている妻のユキ。球場警備員歴30年の渋い男・イガさん。日本に馴染めない元メジャーリーガーのデニスなどなど、個性豊かな「住人」たちが繰り広げる、読めばきっと元気になる球場コメディ♪ さあ、あなたもボールパークへ遊びに来ませんか!?
ビールの売り子さんルリコを中心に野球場に関わる人々を優しい目線のコメディタッチで描いています。
表紙は完全に萌え漫画だし美少女の大ゴマも多いですがオッサンや子供にもスポットライトが当たります。
例えば31話で主人公は扉絵と小さな1コマのみ。
オッサン&着ぐるみの感動回です(特に好きな話です)。
作者さんの過去作も野球関連が多いですがどれも短命。「2年2組のスタジアムガール」は2巻が発売されず同人誌で自費出版。
流石に次は別ジャンルで・・・と思っていたら安定の野球場漫画で「正気か!?」と思いましたが単行本は初めて5巻突破!一安心です。
絵柄・作風的に本格野球漫画と相性が悪い気がするので群像劇は成功だと思います。
学校→野球場に舞台変更して恋愛以外のドラマも入れてルリコをメイン主人公にした『徒然チルドレン』という印象。登場人物が関わりあい、少しずつ物語が進展します。
過去作のキャラもちょっぴり出てきて特に帷子(かたびら)は敵チームなのに応援してしまいます。
5巻時点で未回収の伏線や再登場して欲しいキャラもいるので長く続いて欲しい、作者の野球愛・人間愛が伝わってくる漫画です。
野球場の徒然チルドレンは言い得て妙…!どっちもいい群像劇ですよね。過去作のキャラが出てたとは知りませんでした。そっちも読んでみます。
主人公が全く出ない21話食堂回で「徒然チルドレンじゃん!!」と思いました。徒然も好きです。ミス・ワビサビ。
過去作キャラは今の所本当に脇役です。マックミランの黒瀬さんが52話で2コマだけ出たり。
ただ帷子だけは「大活躍しろ、完全試合しろ、しずく泣かすんじゃねぇぞ・・・」と応援してしまいます。