1話目はサウジアラビアのリヤドに暮らす少女サルマが主人公で、10歳の現在すでに親族以外の異性とふたりきりで行動することはできない。人によっては生まれたときから結婚相手が決まっていることも。ここでは女性は結婚するために生きている、しないという未来はほぼ無い。これは本当に現代の話なのかと疑問に思ってしまうほど世界のことを知らないなあと考えました。サルマがヴェールを脱いでも男の子とサッカーボールを好きなだけ蹴っても非難されない場所があるなら、そこに行くという選択肢を持たせてあげたいですね。
これは単行本化したら絶対買おうと思います!
嫌だけど、現実!
国が違えば文化も違うし、色んな価値観も変わってくる。 日本も、一昔前までは、ここに出てくる国々と似ていた部分が少なからずある。 男尊女卑。 嫌な言葉。 でも、日本でもまだまだ田舎に行けばその言葉通りの事が普通に行われている気がする。 まずは、自分の考えを持つ。 そして、ゆるぎない強い心を持つ。 誰に、何を言われても自分を信じる。 しかし、10代の子供たちにそれだけの強さを求めるのは、酷ではないか? 大人が、時代が変わっていかなければ、世界も変わらない。 押し付けない事も大切だ。