九井諒子の実力、ここに極まれり
人魚禁漁区をコミティアで手にしたときに「この人何者なんだ」と驚いたのを今も忘れません。 もちろんダンジョン飯も傑作ですが、短編集にこそこの方の圧倒的魅力、実力、表現力を確認することができます。もちろん本書以外の短編集にも同じことが言えます。腰抜かしますよ。 なので、久しぶりに新作短編が読みたいと思うのはわがままでしょうか…。
前代未聞の漫画ここにあり!2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕がふたたび開く。竜と人、人魚と野球少年、神様と小学生――それぞれの絆を題材とした過去の6作品に加え、全38ページの新作描き下ろし作品を収録。笑いあり、涙あり、きっとあなたが忘れていた、親と子の絆を思い出す7つ物語。収録作品:『竜の小塔』『人魚禁漁区』『わたしのかみさま』『狼は嘘をつかない』『金なし白祿』『子がかわいいと竜は鳴く』『犬谷家の人々』
ダンジョン飯の新刊が出たところでオススメに表示されてたので久しぶりに読み返した。
相変わらず最高でした。
「金なし百祿」は粗いけどほんと好き。
いっぱい褒めたいけど安っぽくなっちゃうのでやめとこう、でも誰にでもオススメできる最高の短編集です。