まずタイトルを声にだして欲しい。

「異世界を電マだけで生き抜く!!」

電マ?思わず2度見した。そう電マである。
書影の男がもっているの竹刀か?とおもったら、電マである。

あー、なるほど、いつも攻めまくっている電子オリジナルの新興出版社かなと思い、出版社をみたら

小 学 館 

である。コロコロコミックとか、ドラえもんとかの小学館だ。

ここまでくるとドラえもんですら、電マの隠喩じゃないかとさえ思えてしまうから不思議。

昨今、異世界系が勃興し、猫も杓子もとりあえず異世界やっとけみたいなノリに、出版界のエリート小学館がついにキレたんだろう。
そう思うことにして読んだ。

内容は、もう、最高のバカさ加減だ。
伝説の武器デン・マー(電マ)をもって世界を救うヒーローとして、主人公は転生する。
ちなみに、現実世界での死因は、MM(マジックミラー号)に轢かれてだ。

エロ×異世界 も それなりにあるが、
本作は、ここに「おバカ」が加わって、もはや笑いしかない。
クッコロ王国とかヤリモク村とか徹頭徹尾、その手の名称ですすめていて、ここまで突き抜けるとおバカも笑いになる。

逆に、昨今の異世界ブームをディスっているとすら感じる。

人前で公言とおすすめすることはできないが、
下ネタ大好きな御仁には一読して欲しい作品です。

ちなみに、私は小3レベルの沸点なので大爆笑でした。

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六文銭
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ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ

嘘か真実か陰謀論

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六文銭
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珍遊記2~夢の印税生活編~

奇跡の続編

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六文銭
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小さい頃、色んな意味でトラウマを植え付けられた珍遊記。 当時、絵を見るのも怖くて、だけどドラゴンボールは読みたいから、珍遊記のページにはいかないよう恐る恐るめくっていたのも、今となっては良い思い出です。 本作というか、著者を語る上でもはや絵柄に触れないのは無理なのですが、とにかく子供がみたら泣き出すような絵の濃さ。 特に婆さんキャラのシワがえぐい。 下品な下ネタも満載で絵柄と相まって、初見の方は気分悪くなると思うんですが、、、 著者が、現在、子供向けの絵本作家としても活躍しているというから驚きしかない。 謎に時代を感じる。 さて、本作の内容だか、前作珍遊記の続編という立ち位置だが、前作をなぞりながら、その裏で起きていたことを描きながら始まる。 もう一つの怪作、漫遊記とも繋がっているので両方知っているとより面白いのだが、正直、何も知らなくても大丈夫だと思う。 著者の作品を知ってる人ならわかると思うが、ストーリーはあってないようなもので、とにかく勢いが魅力。 そこは本作も健在で十二分にある。 映画化もした作品だが、玄人受けとか言うつもりもないが、毒にも薬にもならない作品と異なり、モノづくりに携わる人間に、何らかのインパクトを残す作品なんだろうってことは理解できる一作です。

いせかいをでんまだけでいきぬくもばまんでじたるこみっくす
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