「SF×新宗教創設=VR神様」な話なんだけど、宗教や哲学の要素が沢山散りばめられてて読み応えがすごい。1回じゃ消化しきれないぐらい知的で面白い。

シズノを作る時に使った学習エンジンの名前がKUMARI(クマリ)で、「クマリってネパールの神様になる女の子のことだよな…」と思いながら読んでたら、それが靜馬の姉の置かれた状況とリンクしててすごく良い伏線だった。

メチャクチャいいもん読んだなという気分。これ短編アニメ映画にしてくんないかな。

読みたい

佐武原先生の作品もっと読みてぇ…と思って去年アフタヌーンに載った読切を確認したら読んだことあるやつでした。

確かに『いつか帰郷をくちずさんで』もすごい面白かったやつ…! あっちも色んな感情を掻き立てられるんだけど、内容をうまく消化できなくて「すごい良かった」ってしか言えなくなるタイプの作品なんですよね。

知識に裏打ちされたリアリティによって支えられたSFなのが魅力的です。

読みました。
確かにアニメーション作品としても成立しそうなクオリティの高い読切でした。
自分の場合何回読んでもちゃんと理解できないかもと思うのですが、とても現代的で、神を創るという行為がとても楽しいことのように思えましたね。

ですよね!神作るのメチャクチャ面白そう〜!という気持ちになりました。人工知能を持ったVtuber+教義があればたしかに宗教作れるな〜と目からウロコでした。(なぜかつづ井さんが作った神社未満を思い出しました)

雰囲気で理解してる(=理解してない)んですよね…難しいから何度も読み直したいというのはエヴァ的な楽しさに似てるかもしれないです。

宗教的プログラムの構造と解釈

しゅうきょうてきぷろぐらむのこうぞうとかいしゃく
著者:佐武原
しゅうきょうてきぷろぐらむのこうぞうとかいしゃく
宗教的プログラムの構造と解釈
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
何度でも読みたいSF宗教哲学にコメントする