不老不死7人兄弟のアクションコメディ!!にコメントする
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踊る千年家族

めちゃつよ不老不死きょうだい

踊る千年家族 春日井晶
ゆゆゆ
ゆゆゆ

コンビニ店員の服。 なにか恐ろしそうな研究施設。 I LOVE FAMILY Tシャツの少年と、武装発砲する男女。 1巻の表紙をめくって読み始めるところまでで、情報がとっても多い! そもそも、I LOVE FAMILYってすごいTシャツだなぁ、と思っていたら、ひ弱そうなコンビニ店員服の坊っちゃんが、ボコスカされているシーンになり、それから――。 その後の展開を考えると、表紙をめくってからの情報が多い〜なんて、かわいらしすぎる発言だった。 怒涛の勢いで、不老不死のきょうだいたちが集まり、にぎやかに騒ぎ立て、死に、復活し、妹を助けるという目的を果たしていく。  アクションコメディなので、軽口叩きながら、人間離れした達人技を繰り広げたり、怪我をしたり、死んだり、非常にテンポが良い。 「ん??」と思っていたら、次の展開へ行くか、けがをするか、死ぬか。 不老不死でも出血はするみたいだから、掃除が大変そうだ。 それから、ひ弱そうな坊っちゃんと思ったのは間違えだった。 めちゃくちゃ強かった。 お互いのために離れていたものの、妹を助けるために100年ぶりに再開したきょうだい。 お互いを思って、離れていたらしい。 ラヴだ、ラヴ。 そのきょうだいたちもみんな、性格が個性的で、一人ひとり異なっているのも興味深い。 無料試し読みで、なんとなく読んでみた第一巻。 非常におもしろかった。

宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

おどるせんねんかぞく
踊る千年家族1巻
踊る千年家族2巻
踊る千年家族3巻
踊る千年家族4巻
踊る千年家族5巻
踊る千年家族6巻
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