まだ白木蓮は読んでないですけど「ものするひと」を超えてるってすごい期待感高まります。タイトルの意味を考えながら読んでみようと思います。
同年代なので共感することばかり。
白木蓮はきれいに散らない オカヤイヅミ
高校の同級生だった、一人暮らしのヒロミが50代で孤独死した。
自分の経営するアパートで。
発見したのは、大学生の笠原ショウ。
同じアパートに住む、店子。
大家と借主という関係だったが、生前ヒロミは孤独死したときに発見が遅れて腐って、自分の経営するアパートの価値が下がるのが嫌だからと、たまに覗いてとショウと軽く約束していた。
そして、現実に・・・。
さらに、ヒロミは、高校時代の同級生の3人組に遺言を残していた。
ショウが大学を卒業するまで、このままアパートに住まわしてあげて欲しい。アパートは、3人の好きにしていい。
そんなに、仲良くなかった3人は、戸惑いを隠せない。
ヒロミの死をきっかけに、高校時代を思い出しながら、それぞれの現在の生活を顧みながら、これから先どうやって生きていくのか考えはじめる。