自分に嘘をついてはいけない。
ひょんなことから自分の作品(自分では作品とさえ思ってない)が独り歩きして、やりたいこととずれたり周囲から過剰に期待されたりして、ドタバタする話。 嘘は心を殺します、のようなセリフがあり、ほんとにそうだよなと共感しました。仮病や忖度なんて誰しもしたことあると思いますが、人に対して嘘をつくと、その後の自分も引きずるし、嘘をついた相手の顔をまともに見れなくなるし、心は死に、孤独になっていくよなと。 が、本作の本質はそういう罪悪感的なことじゃないんだと最後まで読んで気付きました。むしろ自分に対して嘘をついている状態の方が苦しいということなのかなと。 沁みました。再読すると思います。 ネタバレにならないよう抽象的な物言いになりましたが、ぜひ読んで欲しいマンガです。
月スピ4月号の読切。赤井千歳ってどっかで見たことある名前だなーと思ったら『Ms. NOBOTAN』で新コミ大賞獲った方だった。
タイトル通り、編集殺しの異名を取るウェブ漫画家襟裳岬先生から原稿をもらうだけのお話。
ものすごく勢いがあってあっという間に読み終わった。
あれは襟裳岬先生の壮大な試し行動だったのかな…曲者過ぎ。
「体育の授業で数回使うテンションが上がる大きめのマット」という表現めちゃくちゃ好き。わかる。
けどあれで4階からの落下の衝撃吸収できるのか気になってしまった。