私に、彼女ができました。超モテるのに「好きな人と両想いになったことがない」パッと見いい女のみわ。大学入学を機に軽音サークルに入り、絶対友達にならないタイプ! と思ったお調子者の冴子と急接近。なんだかちょっと新しい扉が開いちゃう感じ…? 「せっかくだからあたしたち、付き合ってみない?」軽音サークルの仲間たちと織りなす、ホンネの女子大生ガールズラブ!!
わりとライトにちょっとエッチなかわいい女の子のイチャイチャを楽しみたいと思って読み始めたけどそういうんじゃなかった。
付き合うきっかけこそライトだったけど、知れば知るほど好きになればなるほどどんどん苦しくなる感じに思わず頭を掻きむしってしまった。
女同士という困難や葛藤、好奇や悪意ある視線、そういったものの上で生きてきたからこそ出来上がってしまった自分という鎧…などなど。わかるよ、と安易に言っていいかわからなくなってしまう。
自信なさげで無防備なみわにも、お調子者の鎧で本心を見せない冴子にもイライラしてモヤモヤして、でも嫌いになれなくて幸せになってほしいと強く思う。
恋なんて幸せなのは最初の浮かれてるときだけで、近づいて好きになって失いたくないなんて思っちゃうと苦しくて苦しくて仕方ないよなあ。でもそれすらも愛おしかったりするからタチが悪いんだよなあ。苦しいなあ。
私に、彼女ができました。超モテるのに「好きな人と両想いになったことがない」パッと見いい女のみわ。大学入学を機に軽音サークルに入り、絶対友達にならないタイプ! と思ったお調子者の冴子と急接近。なんだかちょっと新しい扉が開いちゃう感じ…? 「せっかくだからあたしたち、付き合ってみない?」軽音サークルの仲間たちと織りなす、ホンネの女子大生ガールズラブ!!