漫画家の父とアイドルの娘
え?これ実話?もしかしてエッセイ?と思うくらいリアルでした。とはいえアイドル戦国時代と呼ばれる世の中ですから何かしらの活動をしてる娘さんを持つお父さんって実は結構いるのかもしれないですね。娘の生配信に投げ銭するってどういう気持ちになるんだろう…?でも娘さんもいい子なので殺伐とした気持ちにならずに読めて面白かったです。ぜひ連載化してほしいな!
ダウンロードでいとも簡単に音楽が聴ける時代。アナログ盤で 音楽を聴くという行為に取り憑かれた者たちがいる。奏初範(かなではつのり)が経営する奏音楽堂は、寺町・谷中に あってアナログ盤を愛する者たちにとって夢のような場所である。 アナログ盤にはそれを愛聴してきた人の思いがつまっている。アナログ盤にはドラマがあるのだ。表題「禁じられたBGM」ほか6編を収録。新感覚音楽ミステリーです。
タイトルに「ショパンの事件譜」と書いてある通り、レコードとの関係をベースにした人情よりもミステリー要素が強くなっている。多少強引な話もあるような気がするけど、あんまり気にならずに面白く読めました。一番気になったのは毎回表紙の感じが変わることかな。
レコードのベースにしたミステリというと刑事コロンボ「殺しの序曲」を思い出す