あらすじ新感覚の音楽ミステリー、堂々完結! 東京・谷中に店を構えるレコード店・奏音楽堂。そこの店主・“ショパン”こと奏初範(かなではつのり)と助手の“バッハ”こと小川恵(おがわめぐみ)がレコード、そして音楽にまつわる謎に挑む音楽ミステリー!!! 今集には、ハイドンやマーラーに関連する謎や、“ショパン”の元妻と息子が登場するオーストリア編など、あらゆる音楽とレコードにまつわるミステリーが収録!! そして、“ショパン”と“バッハ”の関係は? 必読必見の最終巻です!
タイトルに「ショパンの事件譜」と書いてある通り、レコードとの関係をベースにした人情よりもミステリー要素が強くなっている。多少強引な話もあるような気がするけど、あんまり気にならずに面白く読めました。一番気になったのは毎回表紙の感じが変わることかな。 レコードのベースにしたミステリというと刑事コロンボ「殺しの序曲」を思い出す