意味わかんないけどガウちゃんかわいい
ガウチョパンツを履いた侍、ガウちゃん。 髭にちょんまげにガウチョパンツだし、結構わがままだし、わかりやすく媚びたりしないし、かわいいのかなあ…。 と思っていたのに、いつのまにかガウちゃんが愛おしく思えてきます。猫や犬がかわいいのと同様に、ガウちゃんもとってもかわいい。 高速でガウチョパンツ脱いでケツをスパンってする芸が意味わかんなくてかわいい。女の子のガウチョ侍ヒメたんもかわいい。そもそもガウチョパンツ履いてるのも意味わかんなくてかわいい。 かわいいとか愛おしいという感情に理由なんてないんですね。ガウちゃんかわいい。
同著者『シガレット&チェリー』と同時期くらいに連載開始していたが、こっは先に終わってしまった作品。
どっちも好きだっただけに・・・正直いえば、こちらのほうが好きだっただけにちょっと残念な作品。
内容は、ガウチョ侍というガウチョズボンをはいた侍(もうマンマ)のようなキモカワな生物ガウちゃんと過ごす日常系漫画。
ガウちゃんは、宇宙からやってきたとか、主人公にしか見えないとかそういう特別な生物ではなく、漫画内では犬猫のようにごく当たり前に生息している設定。
主人公以外も、飼っている人がいて、またガウチョ侍の種類も手が長いとか姫タイプとか色んな種類がいる感じ。
これが、妙にかわいいんです。
外見はちっちゃいおっさん風味なんで、ちょっとイラッとするところもありますが、それも含めて不思議と愛嬌があって、みていて飽きないんです。
また、生態系が微妙に謎なので、何しでかすかわからない危うさもありますが、まぁ人類を滅ぼすとかそんな大層なこともなく、ゆるゆると日常を過ごす感じは癒やし系ともいえます。
好きだったのに4巻で終了。
さくっと読めるので、ガウちゃんに会いたくなって、たまに読み返してます。
あと『シガレット&チェリー』のキャラが巻末のおまけに登場するなど、同時連載ならでは試みもありますので『シガレット&チェリー』が好きな方はこちらも必見かもです。