働くお父さんの昼食
まさかひろしのグルメ本があるとは笑 カッコつけて入店したり、周りのお姉さんたちにいいところ見せようとして失敗してしまう悲しい男のサガ。 営業成績や外出先などで変わってくる昼ごはん。短い休憩時間で何をどこで食べるか奮闘する。外回りで同じような経験されている方も多いはず。 いつもの父ちゃんとは違う一面を見ることができます。細かいウンチクとかなくついつい読み進めてしまう作品です。
中年男性に響くといえば『1日外出録ハンチョウ』と2大巨頭だと思っている本作。
正直、言います。最初読んだ時
「野原ひろしである必要あるか?」
と思いましたし、最新刊読んだ今もその思いは変わらないです。
野原家の設定、必要あるのだろうか?
しんちゃんも、ひまわりも、みさえも、シロも一切出てこないです。
セリフか、手とか体の一部しか出てこない。
そうなってくると、これはもう我々が知っている「野原ひろし」じゃない別の人間なんじゃないかと思えてくる。
というか、そう思えても、別に何の問題ないです。
有りていに言えば、おっさんが一人昼飯を食べるだけの漫画だからだ。
これが何故か面白い。
「孤独のグルメ」も、そうなのですが、ちょっとした料理の豆知識とともに、ひたすらおっさんが食べたいものを美味しそうに食べている。
ただ、それだけなのに不思議と面白い。
料理をどう食べていくかの順番を、思考で組み立てていく感じが読んでいて楽しいのか、いまいち言語化できないので、もう読んで欲しいとさえ思う。
孤独のグルメが好きなら、たぶん好きになると思います。
何も考えずに読めて気づけば全部終わっているという、するする読めて、そのわりに何度も読みたくなるクセになる作品です。
サラリーマンの昼メシ―― それは家族の知らない男だけの世界。旨いメシを求めて、限られたお小遣いをやりくりしながら、こだわりにこだわり抜く男の食いざまに、日本中が腹を鳴らす!! 『クレヨンしんちゃん』でおなじみの「父ちゃん」こと「野原ひろし」が主役の公式スピンオフ!!
サラリーマンの昼メシ―― それは家族の知らない男だけの世界。旨いメシを求めて、限られたお小遣いをやりくりしながら、こだわりにこだわり抜く男の食いざまに、日本中が腹を鳴らす!! 『クレヨンしんちゃん』でおなじみの「父ちゃん」こと「野原ひろし」が主役の公式スピンオフ!!