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実は…ということのほどでも有りませんが、私は3歳から15歳まで日本舞踊を習っていました。「踊りがテーマの漫画だ!」と、興奮して発売直後(2018/11/20)に即買いしたのがこのさんさん桜です。16歳から名取になれた(たぶん)のですが、進学した高校が遠かったためやめてしまいました。
藤杜流の家に生まれた少年・菊央の元に、日本舞踊に魅了された金髪碧眼の「ヒメ(※男)」がやって来る。2週間後の入門試験に合格できるよう、菊央に稽古をつけてもらいたいと頼むが、菊央には踊れない理由があって…というあらすじ。
スポーツ少年漫画の熱さと、少女漫画の繊細さ優美さ。両方のいいところを駆使して描かれてるのがすごかったです。
自分は物心がつく前から始め、これからというところでやめてしまったので、正直「踊りが美しい」と感じたことも考えたこともありませんでした。
なので、ヒメが美しいと感じている様子や、楽しそうに踊って表現している姿がすごく新鮮でした。
「練習のときは浴衣でやる」
「扇子で扇いで涼を取ってはいけない」
など、自分には当たり前過ぎることがきちんと説明されていて何度かハッとしました。
「私がやめたあとテクノロジー進化しまくってるけど、iPodで音楽掛けたりしてるのかな?」と疑問に思っていたのですが、各話の間にあるおまけによると今でも曲はカセットで流しているのだとか。
(あと今の時代にありがちなスマホでの撮影もNGなのだそう)
2巻全然出ないな〜と思っているうちに1年半以上たってしまったのですが、実は最終話(9話後編)までLINEマンガで公開されているものの、コミックスが出る予定はないのだそう🤯🤯🤯
衝撃すぎて力が抜けました…そんなことあるんだ…。
この悲しみを乗り越えたら1巻の続きを読んで出版社に手紙を出そうと思います…。
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日本舞踊の名家に生まれたが父の死をきっかけに舞台を降りた菊央。そんななか、突然日本舞踊を習いに家にやってきた金髪碧眼のヒメ。そんなヒメに振り回されながら菊央も、再び踊る決意をする――!
日本舞踊の名家に生まれたが父の死をきっかけに舞台を降りた菊央。そんななか、突然日本舞踊を習いに家にやってきた金髪碧眼のヒメ。そんなヒメに振り回されながら菊央も、再び踊る決意をする――!