女の私には理解できない魅力がある
あまり知られていないが古泉智浩先生の作品はほとんど映像化されている。クリエーターに愛される作家なのである。私もジンバルロックを面白いなと思いながら読んだのですが、おそらく本当の意味では理解していないんだろうなという自覚がある。女の子と一線を越えるかもしれないけど、その子はあんまり可愛くなくて好きでもなくて、自分に対して「ごめん」って謝るシーンがある。結局は女の子に「私のこと好きじゃないでしょ?」と言われてパンツを脱がずに終わるんだけど。なんで謝るのか…分かるけど、分からない。主人公の気持ちにシンクロできないというか。でも、みんなが好きな古泉先生の魅力ってこういうところなんでしょ?と勝手に思ってる。私も心からジンバルロック面白いって言えるようになりたい。
大人になった今なら絶対に里屋さんと付き合うべきだったと思う。でもそれができないのがこの時期なんだよな。付き合ってるうちに好きになるという発想がない。変に純粋というか、残酷というか。