ゾンビがいても、変わらない人間模様。
既にゾンビが日本にいる。 ショッピングモールに閉じ込められた男女。 皆、恋愛しているし。 男女がいると恋が芽生えてしまうのだな。 読んでいて、怖いのはやはりゾンビではなく人間なんだな。 自分があの状況に投げ込まれたら、どんなメンタルになるんだろう。 話を追うごとにどんどん面白く深くなっていって読むのを止められなかったので、次巻楽しみです!
ゾンビパンデミック×シェアハウス、かつてない恋の物語が始まる。成田空港に到着した1機の航空機、それが全ての始まりだった。1人の乗客によって持ち込まれたウイルスが、またたく間に感染拡大。日本政府は、千葉県境を封鎖することを決定。ゾンビが町に溢れるなかで、6人の男女が幕張のショッピングモールに逃げ込んだ。安全と食料を確保した彼らは……恋に夢中になっていた。前作『星明かりグラフィクス』で美大生の青春を描いた山本和音の新作は、極限化でのおかしな人間模様を描くサバイバル・ラブコメディー!
突如なぜかゾンビが増殖して、幕張のショッピングモールに避難した主人公の梨々。そこにはすでに避難している男女7人がいて…。というところから始まります。
そこから生き延びるためのサバイバルが始まるかと思いきや、ちょっと様子が違います!みんなどこか楽観的で、積極的に恋愛をしようとしている。梨々はそんな姿に違和感を覚えるも、そのなかのひとり、正太郎から「ふたりでここを抜け出そう」と提案されます。心が動きつつも一晩考える時間をもらったけれど、その翌日なんと………。
ゾンビから逃げ切るために生き延びなければならない。同時に、死ぬかも知れないという恐怖感が「恋がしたい」という気持ちを増幅させる!今までにないゾンビ漫画です!