村田1年以上前編集1960年代の永島慎二の短編集。貧しさの中、ひたむきに生きる少年少女の姿に心を打たれます。「少女マリ」で結婚記念日をお祝いするためにワクワクしながらお父さんを待つ様子は、純粋で家族への愛が溢れていて、一番好きなシーンですね。家族がいて、みんな健康で、毎日食べるものがあって、学校で勉強することができて…それらがまだ当たり前でなかった時代を描いた作品です。0わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ小学生のマリと五郎は親思いの仲の良い兄妹だが、学校への弁当を一日交代でしか持っていけないほど貧しい暮らしをしている。そして、父親の失業により、大好きな学校へも行けなくなってしまい…。マリの元気で明るいひたむきさが心を強く打つ。少女と少年の心の成長を、永島慎二がやさしくきびしく見つめて描いた感動作!!他3編収録。続きを読む
1960年代の永島慎二の短編集。貧しさの中、ひたむきに生きる少年少女の姿に心を打たれます。「少女マリ」で結婚記念日をお祝いするためにワクワクしながらお父さんを待つ様子は、純粋で家族への愛が溢れていて、一番好きなシーンですね。家族がいて、みんな健康で、毎日食べるものがあって、学校で勉強することができて…それらがまだ当たり前でなかった時代を描いた作品です。