考えさせられます
凄く切ないです。でもみんなが一生懸命で素敵な話です。 障害者との恋愛は綺麗事ばかりではないって言うのもあるけど、 怪我や病気になって車イス利用することで、登場人物たちの気持ちにも変化が出てくるのが人間らしいなぁ。と思いました。 この漫画を読んで恋愛だけじゃなく車椅子の人の生活まで描かれていてすごい考えさせられました。
インテリア会社に就職した川奈つぐみ(26歳)は建築会社との飲み会で、高校の時の同級生であり初恋の人・鮎川樹と再会する。樹にトキメキを覚えるつぐみだったが、彼は車いすに乗る障害者になっていた。「樹との恋愛は無理」。最初はそう思うつぐみだったが……。
ドラマ化されたのを見ていて、すごい良かったので読みたいと思っていました。漫画はドラマよりも丁寧に作り上げられていて、つぐみの真っ直ぐな気持ちがより突き刺さります。
大好きで忘れられなかった樹が車椅子で登場したときの衝撃は、特に伝わりました。でもその後、少しずつ二人が惹かれ合って、でも反撥して戻ってという過程がとても良いです。結婚してもそこがゴールではなく、これからも二人の前にいくつもの壁が立ちはだかると思いますが、純愛は障害も越えられると思えたし、この二人の世界は本当にパーフェクトだと感じます。