めちゃくちゃ好き
ジャンプ読んでて表紙見た瞬間一目惚れして、そこからストーリー読み進めていっても興奮が落ち着くことなく世界観に引き込まれとても良い作品でした。好き
ストーリー良し、キャラ良し、セリフ良し、演出良し!もう、漫画としてあまりに完成されすぎてて電車の中でニヤけてしまった。少年ジャンプに載ってるラピュタを読んでるような面白さだった…!!
まず本編の前に、作者と担当編集の「ご挨拶」を読んだんだけど、まずここでビビる。「これが初めて書いた長編漫画で、それをジャンプスカウトキャラバンに持ち込んだところ即本誌掲載&新世界漫画賞準入選受賞となった」とのこと。
すごい(語彙力)
物語はタイトル通り火星が舞台。そしてこの『MY LITTLE MARS』タイトルの出し方がメッチャお洒落(演出はぜんぜん違うけれどファイアパンチのような格好良さ)。
地球政府に属する主人公・アポロは、逃げたキメラを殺す任務を受け火星へと降り立つ。そこでとんでもない攻撃力を持つ謎の少女・エムと出会うのだが、長官・ギタンからの通信で、その少女こそが「新種生物とヒトのキメラ」だと知って…というあらすじ。
とにかく漫画としての読みやすさと、格好いい演出の両立が凄まじい…!!
強いて似ている作家を挙げるなら、大今良時のような藤本タツキのような…だけど2人より明るくてポップな画風で描かれるSFがすごく魅力的でした!
こんなに短いのに、エムは可愛いしギタンは見本のような悪党で超素敵だし、アポロはヘタレに見えて格好いいし…あまりに良すぎる。
早く踊場先生の次回作読みてぇ〜〜!!
ジャンプスカウトキャラバンから即本誌掲載!! 新世界漫画賞準入選受賞作センターカラー57ページ!!(週刊少年ジャンプ2020年12号)