このかけがえのない短編集
表紙のエロ可愛い女の子が目を惹くこの短編集、全5編すべて王道と思わせて全く違う方向へシフトチェンジ、そして予想外の着地を見せます。 中でもお気に入りが「4番目のヒロイン」「僕は彼女の彼女」で、キャラたちがとても人間ぽくて、オチに心を鷲掴みされました。なんでも描けるんだな〜この方は。 女の子の可愛さといい、ストーリーの巧みさといい、かけがえのないとはこの事かなと。 表題作は描き下ろしとのことですが、その他は掲載雑誌がバラバラなのも面白い。別冊少年チャンピオンやサンデーの増刊、フィーヤンなんかでも描いていたんですね。
ヤンジャンで連載していたポチごっこのアッチあい先生の短編集。女の子が流石に可愛い。
個人的には4番目のヒロインと黙れニートが良かった。特に4番目のヒロインの、ラブコメキャラという定められたキャラクター性からの脱却みたいなテーマが好き。落語から着想を得て描いてた作品もあったし、なんかそこらへんで一捻りあるやつが次回の連載では読みたいなと勝手に思ってる。