舞台は小江戸川越、実家の芋菓子屋に戻ってきた女子大生・香南の目の前に現れたのは、見知らぬ和装イケメン・和数馬。そして唐突に始まる始まる2人の(実家での)同居生活。
小江戸横丁の町並みとハリセン代わりのふ菓子棒を背景に広がる、袴姿の書生さんがいる日常。ただ残念ながらここは埼玉、そう簡単にラブコメ展開になるわけがなく、実家に戻ってきた香南のやさぐれと川越のローカルネタ多めの構成でお送りするこの作品。
それでもなんだかんだで香南と和数馬の親密度は緩やかに上がっていき、その様子を微笑ましく見ていられる。というか和数馬がとにかく姿もメンタルもイケメンで、彼のことを眺めてるだけでも癒やされる作品。

1巻まで読了

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十十虫は夢を見る

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