山手線駅の数だけ上質な物語が
山手線の駅の数は29駅だそうです。 というわけでこちらには29話入っています。 そして何れもホッコリするエピソードであり、かと言って鉄道(JRが国鉄と呼ばれてた時代の話)が全てというわけではなく脇役的なときもあればただ駅として出てくるだけという話もあり、なんとも上手くできてるいい話が盛り沢山。 この内容で29話も1冊に入ってるとは…漫画本として素晴らしいコスパである。 ちなみに私は「田町の提灯殺し」が好きでした。 序盤からもそうだけど、照美がどんどんいいキャラになっていくのもまた見どころでしょう。
自分は東京とは遠くはなれたところに住んでいる。
そしてけして鉄オタではない。
そういう立場で思う。
山手線って、ローカルな路線でいて日本で一番有名な
路線なのではないかと。
ローカルな路線でありながら凄く大勢の人を乗せ、
大勢の人の生活に密着している路線なのではないかと。
そう思うからなんなんだと言われたら困るが、
自分の生活に密着したローカル線の駅が、
こうして漫画化されて共感を得るってのは
すごく羨ましい。
東京圏外の方から感想頂けて嬉しいです。
仰る通り、山手線は今も大勢の人の生活に密着していて、
いち早く最新の設備を導入するなどして進化を続けている路線です。ちなみに「高輪ゲートウェイ」という新駅が誕生するのですが、この漫画に出てくる駅のように、愛される存在になれるか心配です…(^ ^;)