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オッサン・オヤジが読んでも面白い少女マンガ、ありますか?
現在月刊少年マガジンで『ましろのおと』を連載中の、羅川真里茂先生は、少女漫画誌の「花とゆめ」出身の作家さんです。
『赤ちゃんと僕』が有名ですが、少女漫画らしさが少ない作品として、高校テニスを描いた『しゃにむにGO』が挙げられます。熱い試合と重苦しい心理描写に目が離せません。新装版はすっきりとした、青年向けっぽい表紙で、持っていて恥ずかしくないかと。
また、『朝がまたくるから』という短編集もオススメです。痛々しい作品達ですが美しく、泣けます。名和田耕平デザイン事務所の装丁は、性別を超えた詩情を醸し出していて、持っていたくなります。
「ましろのおと」の題名は、どこかで聞いた気がしますが、
「しゃにむにGO」も「朝がまたくるから」も知りませんでした。
テニス漫画もあまり読まないジャンルなんですが
(ルールを良く知らないせいもある)
自分があまりしらない少女マンガで、あまり馴染みのないテニスの漫画、
ってことで、より、知らなかった面白さがあるかもしれませんね。
それに「ましろのおと」「しゃにむにGO」など題名だけでも
なんだか羅川先生独特のセンスを感じます。
「ましろのおと」も読んでみたくなりました。
しゃにむにGOに関しては、スポーツ物を好まない少女読者にも読まれるよう努力したとの、羅川真里茂先生の証言もあります。熱気とモノローグでついつい読み進めてしまう、そして精神的成長に感動する、そんな作品です。
ましろのおとも、音楽を絵と言葉で表現するのに、静寂と熱気の対比でハッとさせられ、熱にうかされるように読み進めてしまう作品です。
よろしければぜひ!
昔にチョットだけ和太鼓を叩いた時期がありまして、
ほんの少しだけですが和楽器に触れた(と言っていいのかな)経験があります。
和太鼓と「ましろのおと」の世界は共通点も違う点もあるでしょうけれど
静寂と熱気の対比という感覚は、わかるような気がします。
というか、わかりたい。
あの感覚を漫画でまた味わいたい(笑)。
今すぐには読めないと思いますが(昭和元禄も読みかけだし)、
「ましろのおと」は読んで味わってみたいと思います。
和太鼓いいですね!
その経験がおありなら、恐らくましろのおとは、凄くよく味わえるのではないかと思います。
ぜひどうぞ!(少女漫画じゃない笑
朝がまたくるから
しゃにむにGO
赤ちゃんと僕
【電子版】花とゆめ
ましろのおと
月刊少年マガジン
羅川真里茂