名無し1年以上前編集これ原作あるのかぁ。スゲーな。 小説(?)の方は読んでないけど、これすごい感情が揺さぶられた。 端的にいえば、売れる曲ばかりを作らされたがためにロックを失った主人公が、中国で出会った仲間と共にバンドをする話。なのだが、89年の中国という舞台がそこに強烈な物語を生み出している。 緑の恋人、劉の撃ち殺されるエピソードは、残された人々、とくに緑の心情を想像するだけで痛みすら感じるほど凄惨に描かれている。その痛みを感じるほどの描写力、そしてそんな中でも懸命に生きる登場人物の在り方がこの漫画を傑作たらしめているのだろう。 後に読み返すとしても今のうちに読めてよかった。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ青春漫画の名手・松本剛の傑作たちが、電子で甦る!1990年、夏。人気ロックバンドのドラマー・トオルは、商業主義に毒された日本のロックに失望し、単身中国へ。そして、国家によってロックが厳しく規制されているはずの北京の地で、魂を揺さぶる本物のロックと、真実の愛に巡り合う――。中国地下ロックに懸ける若者達を描いた青春群像劇!続きを読む
北京的夏
これ原作あるのかぁ。スゲーな。
小説(?)の方は読んでないけど、これすごい感情が揺さぶられた。
端的にいえば、売れる曲ばかりを作らされたがためにロックを失った主人公が、中国で出会った仲間と共にバンドをする話。なのだが、89年の中国という舞台がそこに強烈な物語を生み出している。
緑の恋人、劉の撃ち殺されるエピソードは、残された人々、とくに緑の心情を想像するだけで痛みすら感じるほど凄惨に描かれている。その痛みを感じるほどの描写力、そしてそんな中でも懸命に生きる登場人物の在り方がこの漫画を傑作たらしめているのだろう。
後に読み返すとしても今のうちに読めてよかった。