個人的な『女帝花舞』の見所をまとめたにコメントする
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人気のコメント

名無し
1年以上前
前作『女帝』で銀座の女帝になった母・彩香を超えようと〈祇園の女帝〉を目指す主人公・明日香の物語。 (1)第1話の冒頭、キスの途中で一線を越えようとしてきたボーイフレンド・康平の舌を噛みちぎる(その後も康平は普通に会話を続ける)。 (2)まだ舞妓になる前の見習い修行中の段階でヤクザの抗争を止めたキーパーソンになり、祇園に血が流れるのを防いだとしてその名が広まる。 (3)兄妹の契りをしたヤクザの息子・武士と恋仲になるも、(2)で主人公を襲うヒットマンを射殺した為に刑務所に入る。捨て台詞「臭いメシ食ってくるわ!」 (4)舞妓になった明日香、いろいろ頑張る(屋形のおかあさんとのやり取りはちょっと朝ドラっぽい)。 (5)芸妓になる前に水揚げ(処女を買ってもらう)をする決意をしたが、相手が日本のフィクサー(明日香のピンチを救った恩人でもあるけど見た目が強烈)で…。 (6)無事に芸妓になり祇園の女王と呼ばれる日も近いと思いきや、ヨン様似のスケコマ師(!)に割と簡単に騙される。 (7)出所して二代目になった武士と結ばれるも若手歌舞伎役者とも関係を持つ等、色恋に翻弄されまくって本当に明日香は女帝になるのか…?と心配になる。 (8)めちゃくちゃシャワーシーンが多い。 (9)親友であり良きライバルであった芸妓・三千歳の裏切り、恋人・武士との別れを経験し、母・彩香と和解する。 (10)日本をアメリカから救う。 (11)明日香の後を追って高校を中退し祇園で板前修行をしていた(1)の康平がなんやかんや一番いいキャラだった。
宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

じょていはなまい
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