4.5
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物語について。
才能のあるなしって本当に重要なのかなとか、見えるとこまで行った頃にもし自分に才能ないってわかったらすごいツラいんじゃないかとか、そういうのがそのまま描かれててすごいツラいし、いい話もあってイイハナシダナーってなるし、色がないのに(トーンもない?かも?)すごい色が見えるような手書き感が堪らなく好き。
自分の語彙力のなさが悔やまれる。
↓雑記として。
カッコいいと思ってたから美大に行きたいと真面目に考えてた時期があって
あの頃は絵とか芸術とかちょっと好きだから他人より芸術家向きですごい才能があるんじゃないかとか勘違いしていて
ムサビとかタマビとかの学園祭とか行ってみたりもした。
そして本当にこういう感じの人たちがいっぱいいた。
表現者というか、卵感があるけどどういう考えでそういうものが作れるのかと感心した。
相澤いくえ先生がすごいと私が思うのは、そういう感じたものみたいな見えないものを「当時の若い私目線でも感じていたであろう感覚」をマンガに描いて人に伝わる形にしているところ。
実際の感覚なんて形ないんだからわからないんだけど。
4巻も好きだった。よかった。