あらすじ心を揺さぶる美大成長物語、堂々完結!! 美大生3人に、最後の長い冬がやってきた。少しずつ時は流れ、卒業制作の時期が迫る――― 卒展で一番目立つ正面の壁。その展示場所を懸け、勝負することとなった藤本と本吉。一方、漠然とした焦りと不安を抱えていた千葉は、自分なりの答えを見つけ、一人富山に向かうが… 進路、創作、家族、そして自分自身に、もがきながらも、懸命に向き合う3人。まだ何者でもない彼らが、旅路の果てに見たものとは――――
読んでいて、所々涙した。 美大に通う男子3人の友情物語かと思っていたのだが、人生随所に起こる葛藤が、濃く、心の奥深くまで学生3人と作品を通して描かれている。 長い人生、どうしたらいいのかわからなくなった時に読みたい漫画。 芸術と人生を上手いこと掛け合わせていて、分かりやすく、入り込みやすい、そしてセンスが良いと思った。 良い話だった。胸に染みました。