アビスの吸引力
貴重な古代遺物が眠る縦穴で、とても深いダンジョン「アビス」。 大穴を深く潜れば潜るほど、原生生物による捕食やダンジョンのもつ不可思議な影響によって、地上へ戻れる見込みは減っていく。 それでもアビスに挑戦する挑戦者を探窟家と呼び、彼らは現代では作り得ない古代遺物を見つけては帰ってくる(もしくは帰ってこない)。 アビスとアビス産が織りなす、謎の吸引力。 読み始めると、読者もその吸引力に呼び寄せられてしまう! 読む人を魅了する漫画「メイドインアビス」は、かわいらしい絵柄と、反するグロさがしばし話題にあがる漫画。 アニメ第一期がおもしろくて、その後映画を見ようとして見れていなくて、Kindle Unlimitedで3巻無料だったので読んでみたら、うろ覚えのアニメの記憶と合わさって、さらにおもしろくて。 メイドインアビスって、おもしろいですね〜と誰かに話したくなって、この口コミを書いている。 書き込みが細かったり、線が細かったり、見開きでドドドドンするので、デジタルで読まれる場合は大きい画面画で読むのおすすめ。 キャラクターグッズにひけをとらず、縦穴「アビス」をモチーフにしたグッズが販売されているのは、アビスの力がにじみ出ているせいかもしれない。
読み進めるごとに戻れなくなる呪いにかかります。(アビスとおんなじ。
かわいい絵柄ですが読書感としては「かわいい」が3割で残り700000000000割くらい全部「畏怖」です。アビス恐るべし。恐るべしなんて言葉で表せないくらいやばい。この世界。
読んでなくても知ってる人は知ってるかもですが、「アビスの呪い」がほんとにエグい。
アビスにはいくつかの〝層〟があって、潜る分には全然OKなんだけど、そこから地上に戻ろうとすると、層ごとに異なる〝異常〟に見舞われます。
潜るのはOKなのに戻るのはダメって……なにか「帰さねえよ?」って言われてるみたいで怖すぎる。ふるえ。
作中で実際に「アビス信仰」なんてものがあるのも頷けます。信仰しちゃいそう。
久々にドッキドキする漫画だったので、まだ読んでない人はぜひ。
こちとら記憶を消してもう一度読みたいです。ハディま……。