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しおやさんの絵柄ってどちらかというとコメディ向きだと勝手に思っているのですが、その絵柄でかつ細かいギャグを挟みつつエロ含めてのドラマチックな百合展開、緩急の付き方が凄くて引き込まれる。最初、絵柄でちょっと油断させておいて唐突なイジメの過激シーン、そして後半になるにつれて関係性がどんどん変化して見える構成も素晴らしく、圧巻の約300ページ。
前作『アオとハル』と比較するとギャグ要素を少なめにして、登場人物の心情描写に重点を置いた内容。それだけに導入部分を越えたら読者に隙を作らせず、一気に怒涛の展開に引き込まれる。
『アオとハル』が好きな方ならもちろん、読後感だと『にいちゃん』も近い感覚があるので、そいうった作品が好きな方なら是非読んでみてほしい。
全1巻読了
子供から大人へ一気に花咲く高校1年生。入学した高校で私はセンパイに出会ってしまった…妖しくもはかなげで美しいセンパイの姿に、目覚めた私の「何か」が加速する――。思春期百合スト―リー!
子供から大人へ一気に花咲く高校1年生。入学した高校で私はセンパイに出会ってしまった…妖しくもはかなげで美しいセンパイの姿に、目覚めた私の「何か」が加速する――。思春期百合スト―リー!