マンバの『#1巻応援』で推しマンガを推そう!しおやてるこ https://manba.co.jp/boards/187403 「発達障害なわたしたち」町田粥 https://manba.co.jp/boards/149882 「デリシャス・アンダーグラウンド―国際人材バンクより」杉本亜未/石井光太 https://manba.co.jp/boards/174646 ‥‥‥‥‥‥ その他の作品は「新刊情報」ページへ! https://manba.co.jp/new_books/first_books/2023/7
✍🏻クチコミがまだないマンガ【クチコミ・リクエスト大募集】しおやてるこ先生のここ最近の「どうにもならない事はどうにもならない」と言う感じの残酷な世界認識のある物語だと思います。『アタシのセンパイ』が読めればイケると思いますが…
しおやてるこTwitter漫画を細々。娘と黒猫くろすけ(2018年9月9日近所で生後2か月頃の仔猫♂を保護)の母。主に黒猫画像たまに絵や漫画。アニメとゲームが好き。単行本『変と乱』『アタシのセンパイ』『アオとハル』他、発売中。無断転載禁止。アイコンは娘画伯4歳頃の作★仕事依頼はDMへ。匿名での質問や感想などは↓マシュマロ
しおやてるこさんの百合からしか得られない栄養素、あると思います。 昨年、発表された読切「ホントのキモチ」をベースにした連載作品で、全1巻で完結しています。 田舎から上京してルームシェアしている大学生で"親友"同士の杏子と律を中心に描かれる物語。友人同士ではありますが律は大きな感情を中学時代からずっと秘めている、というところからスタート。 律の姉を好きで、それが高じて律にも手を出してくる第三のキャラ真琴も現れ、混沌の様相を呈していきます。 個人的にとてもツボなのは、律と杏子の馴れ初めが「14歳の時に丸尾末広先生の本をチェックしていた」という所から始まっていることです。その年頃だと、その趣味を理解してくれるのってクラスにひとりいるかどうかではないかと思います。マンガ以外でも小説・ゲーム・芸人などあらゆる趣味が合致するふたりの関係、推せますよそれは。 そして、本作の最大の魅力は主人公たちがとても個性豊かで生き生きと生きていること。特に、 「単位とオトコは落としてナンボじゃい」 と普段の性格も性に関しても自由奔放で、そのくせ嫉妬深い律。彼女の豊かな表情や、現代的な気取らない女子像は紋切り型のキャラクターとは一線を画した存在感を放っています。私のタイプとは全然かけ離れている人物像なのですが、それを超えて魅力的だと感じます。律の友人たちもまた類友的な感じで、良いキャラをしています。 人間の綺麗な部分だけでなく、猥雑な部分も含めて清濁併せ呑んだ上で、しっかりと人を愛して、たまに上手く行かなくて、それでも愛し抜いてという部分を描いているのがとても、とても良いです。 七夕に読むのも乙な、上質の百合です。