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高校に入学したばかりの塚本は、三年の岡崎先輩が吉田先輩に裸にされ、弄ばれているのを目撃する。何とかしなきゃ……と思う以上に、塚本は同じ女子である岡崎先輩に、初めての欲情を覚える。

状況に介入を始める塚本。しかし次第に明らかになる、危ない執着と救いようの無い変態性。思いもよらない事実にゾッとさせられる。

しかしこの状況に塚本は、最初の衝動のまま、純粋な初恋で立ち向かう。歪んだ危険な思考に対して、あくまでも「私を見て!」と言う塚本。そこにあるのは、美しい恋ではない。人と向き合う事の困難さと、それを強い想いで突破しようとする、苦しく見苦しく息苦しく、そして切実な恋だ。

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