あの名作料理マンガが20年の時を越えてアニメ化です!!
ぶっ飛んだ設定や演出ばかりが有名ですが、「黄金分割焼売」や「大宇宙焼売」、「黄金開口笑(カラカラ笑う肉まん)」などどれも死ぬほど美味そうで、子供の頃読みながらどんな味か夢想していました。映像化楽しみだ~~~

あの名作料理マンガが20年の時を越えてアニメ化です!!
ぶっ飛んだ設定や演出ばかりが有名です...
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MA・MA・Match

映画『怪物』みたいな構成の話だった

MA・MA・Match
mampuku
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いい意味で誤解や異説の飛び交いそうな、多層構造のストーリーだったように思う。 主人公の一人である芦原(母)は、生意気な息子とモラハラ夫を見返すべく、息子の得意なサッカーで勝負を挑む。 前半は、ママさんたちが友情や努力によって青春を取り戻しながら、悪役(息子と夫)に挑むという物語で、この悪役というのがちょっとやり過ぎなくらいのヘイトタンクっぷりなのだ。その場限りのヘイトを買うキャラクターは、ヒーロー役の株を上げるための装置として少女漫画では常套手段だ。だが『マ・マ・マッチ』はそういう物語ではないため、話はここで終わらない。 後半は時を遡り、息子と夫の目線で描かれ直す。母目線ではイヤ〜な輩にしか映らなかった彼らにも彼らの言い分や考えがあったのだと明かされる。 真っ先に私が思い出したのが、是枝監督の映画『怪物』の主人公の一人、安藤サクラさん演じるシングルマザーの早織である。 息子が教師に暴力を振るわれたことに抗議するため学校に乗り込むも学校側からぞんざいな対応をされ不信感を募らせる早織。その後教師や子供など、さまざまな視点が映し出されることでやがて全体観が像を結ぶ。 『マ・マ・マッチ』でも、後半部分を読んだあとに最初から読み返すと些か感想が変わる。息子や夫がイヤな奴らとして描かれているのは確かだが、先入観によって印象が悪化していたのも事実だ。なにより、序盤に出てくる夫のコマは母を嘲弄するような不快なものだったが、そもそもこれは芦原母の回想であり主観だ。その後実際に登場する夫は彼女と衝突こそすれ至って真面目だ。 つまり、それぞれの立場から不満を抱いたり譲れない部分でぶつかり合いながら、逐一仲直りしたり折り合いをつけているのだ、という話に畢竟見えなくもない。悪者退治という少女漫画にありがちなフォーマットで導入を描いて入り込みやすくしておいて、後半の考えさせる話でモヤモヤさせる。末次由紀先生、さすがの巨匠っぷりを見せつけた怪作だ。

テセウスの船

どちらかというと『テセウスの船』というより『動的平衡』じゃない?

テセウスの船
mampuku
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時間遡行をして人生をやり直したとしたら、それは本当に同一の自分といえるのか?という問いを有名なパラドックス「テセウスの船」になぞらえたタイトルだ。 ストーリーに関しては論理的整合性や感情的整合性においてやや粗い部分も感じられたもののサスペンスとして緊張感もあり、ラストは新海誠監督『君の名は。』のような美しい締め方だったし概ね面白かった。 ただ、タイトル『テセウスの船』がイマイチストーリーにハマっていない感じがした。 どちらかといえば「動的平衡」のほうが比喩としてしっくりくるのではないだろうか。 「動的平衡」とはシェーンハイマーの提唱した概念であり、日本では福岡伸一氏による著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』で有名になった言葉である。“生命”とは、取り込まれ代謝されていく物質、生まれ変わり続ける細胞どうしの相互作用によって現れる“現象”である、という考え方だ。 主人公の田村心は生まれる前の過去に遡り、そこで巻き起こる惨劇を阻止することで、その惨劇により自身に降りかかった不幸な運命を変えようと奮闘する。作品では、過去を改変して自らの人生を曲げようとする一連の試みをテセウスの船にたとえているが、やはりピンとこない。作中、田村心は殺人事件を未然に防ぐため凶器となった薬物を隠したり被害者に避難を呼びかけたりするが、その影響で心の知る未来とは異なる人物が命を落としたり、結果的に大量殺人を防げなかったばかりか予想だにしなかった事態を招くことになる。 この予測不可能性こそがまさに動的平衡そのものって感じなのだ。生命体は、船の部品のように壊れた部分を取り替えれば前と変わらず機能する、ということにはならない。ある重要なホルモンの分泌に作用する細胞を、遺伝子操作によってあらかじめ削除してしまったとしても、ほかの細胞がそのポジションを埋めることがある。これは心が殺人事件の阻止に何度も失敗したことに似ている。思わぬ不運や予想しない死者が出てしまったのも、脚のツボを押すと胃腸の働きが改善するなどの神経細胞の複雑さに似ている。 船は組み立てて積み上げれば完成するが、生命は時間という大きな流れの中で分子同士が複雑に相互作用しあうことで初めて現象する。『テセウスの船』での田村心の試みは人生あるいは歴史という動的平衡に翻弄されながらも抗う物語だったのかもしれない。

しんちゅうかいちばん
真・中華一番! 1巻
真・中華一番! 2巻
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真・中華一番!(4)
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天使のフライパン

天使のフライパン

父の失踪以来、1年以上ひきこもりを続けていた国見聡は、同級生の辻慶太との出会いによって、無事中学校を卒業することができる。そして、一流のシェフになるべく、父もかつて籍を置いた洋食の最高峰「帝都ホテル」に就職するのであった。世界一心の美しい料理人が歩む、波乱万丈の物語が始まる!!

すしいち!

すしいち!

―今すぐ江戸に行って握り寿司くいてぇ!―『孤独のグルメ』原作者・久住昌之氏も激オシ!!旨さと粋がたっぷり詰まった本格グルメ漫画!江戸時代末期、誕生するやいなや庶民に愛され、一大ブームを巻き起こした革命的な料理が生み出された――「握り寿司」である!場所は江戸本所、寿司屋ばかりが軒をつらねる「寿司屋横丁」。その中でひときわ輝きを放ち、連日客がひきもきらずに押し寄せるのが主人公・鯛介が腕をふるう「菜の花寿司」だ。鯛介の握る寿司はただ旨いだけではない。口にすれば昨日までとは違う、幸せな人生が待っている――<奇跡の寿司>なのである!『中華一番!』の作者・小川悦司が挑む江戸を舞台にした江戸前寿司の華やかなる世界。[第1巻収録握り寿司]・叫ぶアナゴ・慢心するクルマエビ・高飛車なマグロ・絆を深める海苔巻き・崖っぷちのハマグリ[作者紹介]著者名:小川悦司(おがわえつし)1969年生まれ、新潟県出身。1995年に講談社からデビュー。代表作にアニメ化もされた『中華一番!』『真・中華一番!』(講談社)がある。幕末をこよなく愛し、座右の銘は「計いよいよ違ひて志いよいよ堅し」(吉田松陰)[担当編集者より]初ガツオにシンコ、ムギイカ…。江戸っ子は何よりも季節の到来を告げる「旬」を大切にし、それを粋に楽しんでいました。そんな江戸っ子たちが言いました。―「すしいち!」の旬はまさに今!―逃さずご堪能あれ!!

浅草人~あさくさびと~

浅草人~あさくさびと~

日本の故郷を担う観光都市“浅草”――この地にはかつて人々に愛された『風神軒』と呼ばれる洋食店があった。そして今、その店の味を再現できる者が…。珠玉の食ロマン、熱き人情、至高の美味、食が繋ぐ美しき故郷の絆――「中華一番」の作者と「築地魚河岸三代目」の原案者による読切り連作・下町食物語、開幕――。

アストライアの天秤

アストライアの天秤

強力タッグが挑む、超本格裁判員制度漫画!!裁きは、他人事ではない!●『さばき、さばかれ』「被告と芝居をやってもいいスか?」舞台役者にかけられた殺人容疑。裁判員に指名された演出家・笛田(ふえた)は、己の職業独自の視点から真相に迫る!●『もどり』舞台は沖縄。太平洋戦争の悲劇に囚われ、米国を恨む老人・源三(げんぞう)が、少女暴行殺人事件の裁判員に選任された。被告人は元米兵……憎しみに濁る源三の目は、真実を見極められるのか!?

中華一番!

中華一番!

目には「美味(うま)いッ!」、心に「感動ッ!」中華料理の“てっぺん”ねらう、天才グルメ少年、あらわる!!時は清(しん)朝の末期――。四川省(しせんしょう)最高のレストラン「菊下楼(きっかろう)」では、新料理長を決める“料理勝負”が行われようとしていた!!前料理長パイの子=マオと、パイの弟子=ショウアンという因縁深い2人が“幻”の麻婆(マーボー)豆腐で激突するのだが……はたして軍配はどちらにッ!?

中華一番 超合本版

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中華料理の“てっぺん”ねらう、天才グルメ少年登場!! 時は清(しん)朝の末期――。四川省(しせんしょう)最高のレストラン「菊下楼(きっかろう)」では、新料理長を決める“料理勝負”が行われようとしていた!!前料理長パイの子=マオと、パイの弟子=ショウアンという因縁の2人が“幻”の麻婆(マーボー)豆腐で激突する!

中華一番!極

中華一番!極

極めたいんだ!! 中華料理の果ての果てまで…!!清朝末期の中国、料理人の頂点・『特級厨師』に史上最年少で昇り詰めたマオ。彼の新たなる夢は、【まだ見ぬ料理を学び、極め、人々に“味の橋”を架ける】こと!! “伝説の料理人”の法要に参列するため、四川省に仲間たちと向かうマオは、久しぶりの故郷に胸を躍らせる。しかし、その先に待ち受けていたのは“亡き父”を巡る謎と陰謀だった!?

真・中華一番 超合本版

真・中華一番 超合本版

十九世紀の中国。味修行の旅を無事に終え、再び広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」に帰ってきたマオ。料理人として大きく成長したマオに、新たな味バトルが待ちうけていた!! 店の客として来ていた“焼売大陸一(しゅうまいたいりくいち)”を自称する面点師(めんてんし)・シェルとの焼売対決開始!

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