柴犬と少女の終末旅行にコメントする
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世界の終わりに柴犬と

犬好きによる、犬好きのための

世界の終わりに柴犬と 石原雄
ゆゆゆ
ゆゆゆ

小難しいことを話すご主人様と、喋る柴犬はるさん。 犬種による特徴がよく現れた話もあったりと、犬が好きな方が描いているんだなあと、読んでいてほのぼのしてしまう。 ちなみに人は存在しない世紀末だけど、喋る犬と宇宙人と他の生き物(猫以外)はいる。 喋る犬と書いたが、作品に登場する動物はだいたいみんな喋っていて、ご主人様は宇宙人とも会話は問題なくできる。 世紀末だからかと思えば、その前からご主人さまはハルさんの言うことがわかっていて。 つまるところご主人様は、人類最後の1人であり、他の生き物の言語がわかる凄い能力を持つ人。 多数派の宇宙人からしたら、その能力が特殊かどうか確認しようがないし、そんな特技がなくても希少。 動物が喋る設定を考えるだけでも奥が深い。なんて中二病。すごく良い(褒めてます)。 ちなみに私は、動物に対する愛情が詰まっている漫画を見るたびに、『カワイスギクライシス』をふと思い出して、これは作中で争いが起きてしまう…と思うようになってしまった。 本作では人の世としては終わっているので、どちらがかわいい論争は起きそうにない。 人と人との争いが生まれない、平和な世紀末の物語でよかった。

鬼ゴロシ

昏睡から目覚めたジジイによるハードな復讐劇!!

鬼ゴロシ
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

まだ読んでるところ4話目だけど、かなりハードで面白い!! 街のヤクザたちぶっ倒しまくって無双していた主人公が、5人の仮面被った男たちに嫁と娘を殺され、自分の頭に銃弾ぶっ込まれて植物状態で15年刑務所にいて、出所して子分にお守りされながら飲み行ったら潰した組のやつに包丁ぶっ刺されて道端に放置されて警察に見つかって連れてかれて、運悪く近くで起きてた一家殺人事件の重要参考人として尋問されたら、刑事が自分の家族殺した仮面のやつと同じ話を始めて・・そして、15年の眠りから意識を取り戻す!!!!ここまで一話!! ここから凄絶な復讐が始まる!!!! 熱い!!熱すぎる!!!! 河部真道先生の漫画は、鎌倉末期の『バンデット』、近未来のディストピアを描いた『KILLER APE』と、それぞれ時代こそ違えど、濃くて熱い殺し合いの物語が展開されてきた。 そして今回、ついに現代! そしてこの土地では過去から鬼憑の伝説があるということで土地の背景と業も背負っている!! これからどうやって復讐していくのか、5人は一体誰なのか、ミステリー要素もありつつ楽しみすぎる~!!! 早くも実写映画化してほしい!

せかいのおわりにしばいぬと
世界の終わりに柴犬と
世界の終わりに柴犬と 2
世界の終わりに柴犬と 3
世界の終わりに柴犬と 4
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