ゴールデンの最終回を読む前に諸々の告知に目を通していたのですが、その中に「20XX年新連載開始」とあり、内心まさかねと思いつつ最終回を鑑賞。
あとがきまで読んで、次のページをめくったら…ね!!!
イェ〜〜〜イ!!!!
嬉しすぎてやべぇ……嬉しい…もうそれだけです。
ある分野で努力してきた人が、違う世界で活躍する話ってみんな好きですよね。わたしも大好きです。
主人公の朗(ろう)は、15歳にして世界を目指していた東京のフィギュアスケーターで、北海道の凍った湖で有名ホッケー兄弟をスケーティングで圧倒するところから物語は始まります。もうすでにこれだけでおもしろいのに、出てくるキャラクターがみんな濃い…!
色黒で爽やかな紅露キャプテン、幸運の分だけ不幸を連れてくるアズミン、ほほえみデブ・水嶋、鬼監督・二瓶、センター分けの不気味な猫。個性の強いキャラたちが、野田先生独特のギャグ&パロディを繰り広げるんだからそりゃおもしろいに決まってる…!
試合・体育館・道具の作画がとてもリアルで、運動部ならではのキツイ・苦しい・理不尽な練習と上下関係の描写も素晴らしくて、気づいたら選手たちを心から応援してました。
個人的には1巻を読み始めて、3ページ2コマ目の時点で「はい、もうこの作品好き!!」と確定しました。ここのコマの姿勢だけで「ああこの子、今からアクセル跳ぶな」とわかるからです(スケオタ並の感想)
フィギュアスケートの大会でアクセルを跳ぶ朗。
見開きで宙に浮き、次のページで着地した瞬間、彼がいたのは試合中のホッケーリンクでーーー
…っていう始まり方、最高。
「1人で美しく戦うフィギュアスケーターから、チームで荒々しく戦うホッケープレイヤーになる」という、物語のあらすじを端的に表現する見事なシーンが、1巻の冒頭5ページに収まっているんですよ。はい、もう読みたくなった!!(※上のリンクから読んでください)
そして何よりスピナマラダ!の最高なところは、フィギュアスケーターとしてプレイしてきた朗が真に、心からアイスホッケー選手に変わる瞬間が最終巻で描かれているところです。ここホント最高なので死ぬ前に必ず読んでください。全6巻なんで。
「え...6巻しかないとか終わるの早すぎ」って思うでしょ? わたしもそう思います。「でもこっちが終わったからゴールデンカムイっていうめっちゃおもしろい漫画が始まったんだよな...」というジレンマを、野田サトル先生ファンみんなが抱えています(※諸説あり)
ちなみにスピナマラダ!の中には、次作ゴールデンカムイでも登場するキャラクターや、有名なフィギュアスケーターネタ(ランビエールさんの赤猫、羽生選手の衣装)など、知ってる人だけが気づくイースターエッグ的要素もありニヤリとできますので各方面のファンにおすすめです!
ゴールデンの最終回を読む前に諸々の告知に目を通していたのですが、その中に「20XX年新連載開始」とあり、内心まさかねと思いつつ最終回を鑑賞。
あとがきまで読んで、次のページをめくったら…ね!!!
イェ〜〜〜イ!!!!
嬉しすぎてやべぇ……嬉しい…もうそれだけです。
最終回での連載告知から1年2カ月近く経って続報。来月から読めるなんて信じらんない😭楽しみすぎる
野田サトルの新連載が7月27日発売の週刊ヤングジャンプ35号(集英社)でスタートすることが、本日6月1日発売の同誌27号で発表された。
【フィギュアVS.ホッケー! 意地を掛けた男の闘い】ある事件をきっかけに超一級フィギュアスケーターとしての道を捨てた白川朗(ロウ)が、氷都・苫小牧でアイスホッケーと宿命的出逢いを果たす! 中学生にして超高校級の腕前を誇るアイスホッケープレイヤー・源間兄弟を相手に、無謀にもリンクの使用権を賭け勝負を挑んだロウは…? デジタル版、大幅加筆修正! 氷都を焦がす灼熱のアイスホッケーコミック・第1巻!
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