JER1年以上前編集医療マンガは大抵面白い。 でも、その主人公の多くは、外科医。 ドラマもそうだけど、見せ場が作りやすいのだろうと思う。 そんな中、医者人口からしても珍しい病理医が主人公。しかも、「チーム医療」を重んじる多くの医者から、変人扱いされ、恐れられる特異な病理医。 非医者である人間としては医者は病気のことをなんでも知ってるんでしょ?と思ってしまうのだが、実際そうではないらしい。 分からないことも多い中で、色々な情報を集め、推測し、100%の診断を出すために、他科とケンカし、時には根回しも面倒くさがりながらもする。 「腰の引けた病理医なんてゴミでしょ」 と主人公は部下に言う。 その発言の通り彼は妥協しないが、常に不機嫌そうな彼のその発言に裏にあるのは怒りのような気がする。 社会でうまく生きるには、他人との調和が大事で、ほとんどの人は摩擦をさけているのではないかと想像するし、僕も極めてそういう風に生きている。 だからか、怒りのまま、不機嫌そうに生きる彼らのストーリーには何度も心動かされる。 毎月買ってるアフタヌーンは、フラジャイルから読んでる。4わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ岸京一郎、職業・病理医。病理医とは、生検や病理解剖などを行って、病気の原因過程を診断する専門の医師のこと。各診療科の医師は、彼の鑑別をもとに、診断を確定させたり治療の効果をはかる。医師たちの羅針盤となり、人知れず患者を救う岸。医師たちは彼について、口をそろえてこう言う。「ヤツは強烈な変人だが、極めて優秀だ」と――。続きを読む
フラジャイル
医療マンガは大抵面白い。
でも、その主人公の多くは、外科医。
ドラマもそうだけど、見せ場が作りやすいのだろうと思う。
そんな中、医者人口からしても珍しい病理医が主人公。しかも、「チーム医療」を重んじる多くの医者から、変人扱いされ、恐れられる特異な病理医。
非医者である人間としては医者は病気のことをなんでも知ってるんでしょ?と思ってしまうのだが、実際そうではないらしい。
分からないことも多い中で、色々な情報を集め、推測し、100%の診断を出すために、他科とケンカし、時には根回しも面倒くさがりながらもする。
「腰の引けた病理医なんてゴミでしょ」
と主人公は部下に言う。
その発言の通り彼は妥協しないが、常に不機嫌そうな彼のその発言に裏にあるのは怒りのような気がする。
社会でうまく生きるには、他人との調和が大事で、ほとんどの人は摩擦をさけているのではないかと想像するし、僕も極めてそういう風に生きている。
だからか、怒りのまま、不機嫌そうに生きる彼らのストーリーには何度も心動かされる。
毎月買ってるアフタヌーンは、フラジャイルから読んでる。